卒園が目の前に迫ってきたこの時期、ママはなんだか落ち着かないですよね。
もう体験入学や就学前健診を済ませたご家庭が多いのではないでしょうか?
だんだんと小学校への入学が現実味を帯びてきました。
学校は学区域があるのでなかなか思うように仲良しさんと,
同じ学校へ通えるというわけにはいかないですよね、クラス編成もまたしかり。
ママも顔なじみのママ友と同じ学校ではないとなれば、
ひょっとするとお子さん以上に不安になったりしているのではないでしょうか?
入学はとてもおめでたい行事。せっかくならなるべく心配事がなく迎えたいものです。
今回は、入学前の不安が解消するかも?な対策をお伝えいたします。
意外と子供はしっかりしている!
誰しも初めての事は怖いもの。
お子さんを初めて小学校に送り出すママの心配はいかばかりか。
しかし肝心のお子さんはというと、どうでしょう?
実をいうとそんなに深刻にはなっていないのです。
なぜなら、お友達と離ればなれになる経験(あるいは見聞きしたこと)の有る無しで、
入学に対する不安の感じ方が決定的に違うはずです。
ママがお子さんの仲良しさんと学校が違い不安になるのは、
我々大人は友人との別れがどんなもので、
いつも一緒に居られなくなることがどういうことかを知っているから、
不安になるのではないでしょうか?
実際に経験したことがあまりなくてもドラマや映画での別れのシーンは
「お涙頂戴」的に描かれるのが定石ですしね。
一方、子供はどうでしょう?まだ経験したことがなく、
うまくイメージが湧かないものに対して過剰に怖気づくでしょうか?
まだ別れの経験がなかったり浅い子供は実は、
こちらが思っているよりは平気なものなのです。
実際に我が家の場合は転勤族ゆえ子どもが幼いころから引越しを余儀なくされていますが、
夜も眠れないような不安に駆られたりすることはありませんでしたよ。
もちろん仲良しのお友達や先生との別れを悲しんだりはしますが、
新しい場所での生活が始まれば思いのほか早く馴染み、
それなりに楽しんで上手に新しいスタートをきるものです。
親が不安になりすぎて子供に影響が!?
前述した通り子供は早く順応し前向きな姿勢でいるもの。
ところが親御さんが過剰に心配することでお子さんの不安をあおる恐れがあります。
ママが先回りして「こうなっても大丈夫だからね。」とか
「○○ちゃんが一緒じゃなくても大丈夫?」などの声掛けを余計にしてしまうと、
お子さんは「そうか、小学校にあがるには色々心配事があるのか」と認識してしまいます。
信頼しているママの言うことは、素直にそのまま信じ込んでしまいます。
また子供はママの心境をとても敏感に感じ取ります。
声掛けをせずとも、ママが不安でいっぱいになってふさぎ込んだりしていると、
お子さんも不安になってしまうもの。
子供は周りの大人の様子を本当によく見聞きしています。
うちの娘など「なんでそんなことまで知ってるの!?」
ということまで知っていたりします。
何気ないママ同士のお喋りを良く聞きしっかりと覚えているものです。
やはりママが過剰に不安になることはあまりいい影響を与えません。
石橋を叩きすぎて壊すようなことがあってはいけませんよ。
子供にとりあえずは任せてみる!
しつこいようですが、親が思っている以上に子供はしたたかでタフなもの。
「知らぬが仏」ではありませんが、
別れがどのようなものかイメージしにくいことがかえって功をなし、
力強く前向きなスタートを切るものです。
また子供は「いつかまた会える」という信じる気持ちを強く持っています。
なんだか大人よりよっぽど潔くたくましいですよね。
ですので、まだ訪れぬ困難を心配するのではなく、
小学校に入学してみてお子さんがどのように感じ過ごすのか、
しばらく様子をみてみませんか?
「○○ちゃんと一緒じゃなきゃ学校に行けない」と、
辛い気持ちを覚えてから対応するのでも遅くはないと思うのです。
みんながみんなお友達と一緒の学校になれなかったことを、
憂いているわけではないのですから。
何事も実際にやってみなければ結果は出ないもの。
ママはどっしりと構え、お子さんが助けを求めてきたときには、
すぐに助けの手を差し伸べてあげられる心構えをしておくほうが、
有意義だと思いませんか?
まずはお子さんの力を信じ任せてみましょう。
ママがお子さんを信じることが、自信をつけてあげる一番の薬ですよ。
まとめ
小学校にあがるお子さんの旅立ちは嬉しくもあり心配でもありますよね。
お子さんと仲良しだったお友達と同じ学校でない場合は、
より一層不安が募ることでしょう。
大切で愛しているからこそ絶対に辛い思いをさせたくないと願うのは、
あなたがとてもいいママだという証拠です。
しかし、とても大切で愛しているからこそ、
お子さんの力をもっと信じてあげませんか?
また新しい環境を受け入れるというのも大切な教育だと思うのです。
それを乗り越えた時にはとても大きな自信につながるでしょう。
すごく心配だけど、ここはママの堪えどころなのかもしれませんよ。
思い切って「大切な子供の成長のため」だと割り切り、
お子さんの新生活のスタートをどっしりと構え見守ってあげましょうね。
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