お産をおえたばかりの新米ママさん。
初めてのわからないことばかりで心配事ばかりですよね。
わたしなど「わからないことがそもそもわからない」という状況でした。
産院では授乳後かならず赤ちゃんの体重を測り一喜一憂しましたよね。
おっぱいが足りているかそうでないかなんてわからないですものね。
でも頑張って悩みすぎていませんか?落ち込んでしまうことが多くなってはいませんか?
今回は新米ママがもっとも気にしているであろう「おっぱい」のお話。
そんなに難しくとらえる必要などありません。
頑張り屋さんがゆえに悩んでいるママにこそ知っておいてほしいことをお伝えいたします。
そもそも完母と混合はここが違う!!
そもそもの両者の違いというよりは、大前提をまずふまえましょう。
その大前提とは
「粉ミルクは母乳をお手本に作られている」
というのが一番分かりやすいかと思います。
しかしここで重要なのは、
「母乳をお手本にしているのだから母乳には適わない面もあるけれど、逆に母乳に足りない面は粉ミルクがカバーできている」
という関係性です。
母乳における最大のメリットはご存知栄養面と免疫力。
こればかりはやはり母乳が勝ってしまいますが、しかし考えてもみてください。
そもそも母乳の栄養源とは何ですか?そう、ママが摂取する栄養ですね。
ママが必ずしも完璧な栄養をバランスよく摂り、
体調もブレがなく安定しているというわけではありませんよね。
ということは「母乳は栄養満点だけれど偏りがある」というのも事実なのです。
これに比べ粉ミルクは栄養が安定していますね。
一定のバランスを保ち赤ちゃんに栄養を与えることが可能なわけです。
量だって一定して与えることができますよね。
忘れてはいけないことは、
「どちらもメリットとデメリットの両方を持ち合わせている」
ということ。
母乳と粉ミルクには明らかな違いがありますが、
かといって一概にどちらが絶対に良いとは言えないのです。
ですので思うように赤ちゃんの体重が増えないのは、
完母か混合かどちらが原因とハッキリとは言えないのですよ。
お医者さんに何も言われてないならあまり気にしなくてもいい
ここからはわたし自信の体験談を交えながらお話しさせていただきますね。
そもそも粉ミルクとの混合がダメならば粉ミルクなど市販されているわけがありません。
あくまでも赤ちゃんにとって最適でない場合には、
専門医のしかるべき指導を受けるはずなのです。
体重の増え方がその子にとって正しいかは素人が判断できることではありません。
現に完全母乳で思うように体重が増えなかった我が家の二人目の子は、
かかりつけのお医者さんに粉ミルクとの混合をすすめられましたしね。
逆に一人目の子は完全母乳で育てていましたが特に何も言われませんでしたが、
二人とも問題なく大きくなりましたよ。
成長の進み方はその子によって全然違うもの。
同じ親から生まれた兄弟でさえ違うのです。
気になるようならどんどんお医者さんや保健士さんに相談するべき。
素人同士が頭を悩ませたところで0+0は0なのですから。
それに心労が多いとおっぱいの出も悪くなってしまいます。
気に病んでご飯も食べられなくなっては、
それこそせっかくの栄養いっぱいの母乳も栄養不足になってしまいます。
悩みすぎて体調を崩すのだけは絶対ダメ!
育児中にもっとも恐れるべきは完母か混合かなどではなく、
ママの産後鬱や育児ノイローゼです。
産後や授乳中は月経が不規則ですよね?
産後一年間月経がおとずれない経産婦さんもたくさんいるほどです。
妊娠と出産でただでさえホルモンバランスを大きく崩しているところへつけて、
産後や授乳中も追い打ちをかけるようにホルモンバランスを崩します。
さらに慣れない育児や慢性的な睡眠不足で情緒の乱れに拍車をかけます。
これは本人の意思でコントロールできるものではありません。
あなたが思っているよりもずっと育児中のママの情緒は不安定なのです。
ここにさらなる悩みが追加されたとなると、正常でいることがむしろ奇跡的なのですよ。
決して大げさなどではありません。
それこそおっぱいだって出るものも出なくなりますし、
不安定な気持ちを赤ちゃんは驚くほど敏感に察します。
もうお分かりですね、ママの心身が疲れてしまって良いことなど何一つないのです。
むしろママは自分の心身の健康を積極的に保つ努力をするべきなのです。
まとめ
ここで悩んでいるのなら、あなたは立派な良いママだという何よりの証拠です。
育児にとってもっとも重要なのは完全母乳で育てることなのではなく、
いま悩んでいるあなたのような子供をいちばんに考え守る親たる強い意志なのです。
その親たる強い意志を持ち続けるためにはママが心身ともに健やかでいること。
これが何より大切なのですよ。
偉そうな人に「完母でなければ一人前の母ではない」と言われたら?
そんなものはかってに言わせておけばよいのです。
ここで悩んでいるあなたは間違いなく一人前の母であり、
そのあなたの意志を尊重しない他人の無責任なお節介など無視しておけばよいのです。
頑張るママを責める権利が誰にあるというのです?
大丈夫、ママが気付けない専門的なことはお医者さんや保健士さんが、
正しい答えを教えてくれます。そのために彼らは存在するのです。
一人で悩むのは怖いことです。
どうかもっと人を頼って、気軽になんでも相談してください。
あなたの助けになるプロフェッショナルが必ずいます。
コメント