初めて赤ちゃんを抱っこする時はとても緊張しますね。
生まれたばかりの赤ちゃんはふにゃふにゃして、どこをどう持って良いのかわかりません。
下手に抱っこすると、壊れそうでなんだか怖い気がしませんか?
でも、抱っこは赤ちゃんとママの心の架け橋です。
赤ちゃんを抱っこした時、ママはその赤ちゃんにあふれる愛情を感じます。
赤ちゃんも、ママの暖かさを感じるのです。
心の底から親子の信頼が生まれてきます。
抱っこはそんな赤ちゃんとママの心の絆を深める大切なスキンシップなのです。
「だけど、どうやって抱っこしたらいいの?」
「抱っこの正しいやり方がわからない」という、
新米ママやパパのために正しい抱っこのやり方をご紹介しましょう。
赤ちゃんが縦向きの抱っこの仕方とは!
赤ちゃんの抱っこの仕方には、『縦向き』と『横向き』があります。
新生児のうちは基本的には横向きに抱っこするほうが安心です。
しかし、中には縦向きの抱っこの方が好きな赤ちゃんもいます。
縦向きに抱っこするのは、
ちょうど赤ちゃんがママの胎内にいたときと同じような姿勢になります。
それで安心する赤ちゃんもいるようです。
授乳をした直後は、赤ちゃんにゲップをさせますが、
縦に抱くとゲップをさせやすくなるという利点もあります。
実際に赤ちゃんを縦向きに抱っこするやり方は次のようにします。
- まず、赤ちゃんの脇から手を入れ、首の後ろをしっかり支えます
- もう片方の手で赤ちゃんのお尻を支えます
- 赤ちゃんを抱き上げる前に、自分の胸を赤ちゃんに近づけます
- 赤ちゃんを抱き上げたら、片方の手で赤ちゃんの首をしっかり支えます
ポインントは、抱き上げる前に自分の胸を近づけることです。
腕だけで抱き上げると、赤ちゃんを落とすことになるので十分に気をつけてください。
赤ちゃんが横向きの抱っこの仕方とは!
横向きの抱っこは新生児から使える抱っこの方法です。
まだ首が座っていない赤ちゃんでも安心して抱っこできます。
実際に赤ちゃんを横向きに抱っこしてみると、こうなります。
- 赤ちゃんの首の下にそっと腕を入れます。
- 片方の手を赤ちゃんの足の間に入れて、しっかりお尻を支えます。
- 自分の胸を赤ちゃんに近づけて、頭が上になっているか気をつけながらそっと赤ちゃんを持ち上げます。
- ママのお腹側の赤ちゃんの手が下に落ちていないか気をつけます。
- 赤ちゃんの頭が自分の肘より上にあるのを確認します。
少し気をつけることで、赤ちゃんにとって気持ちの良い抱き方になります。
抱っこするときの注意点
生まれたばかりの赤ちゃんは、まだ首がすわっていません。
首がすわるのは、生後3ヶ月から4ヶ月です。
それまでは首がグラグラしないようにしっかり支えることが肝心です。
首をグラグラさせながら抱っこしていると、
赤ちゃんは揺さぶられ症候群になってしまうかもしれません。
しっかり首を支えながら抱っこするということを心に留めておいてください。
また、赤ちゃんを両腕だけで抱くのは危険な行為です。
赤ちゃんの顔を見ることはできますが、体が宙に浮いた形になります。
何かあれば赤ちゃんは真っ逆さまに落ちてしまうことになります。
何かを捧げもつような形で赤ちゃんを抱っこするのも、
赤ちゃんはとても怖い思いをしてしまいます。
赤ちゃんを抱っこするときは、必ず自分の胸を赤ちゃんに近づけて、
両手でしっかり支えながら抱っこしましょう。
赤ちゃんとママとの間に隙間がないように、赤ちゃんを包み込むように抱っこします。
ママの体から離れて、まるで宙に浮かんだような形で抱っこするのは、
赤ちゃんにとって不快なばかりか、落下の危険さえあります。
まとめ
こう注意点を書き連ねると、新米ママとパパは赤ちゃんを抱っこするのを
ためらってしまうかもしれませんね。
しかし、要は赤ちゃんにとって気持ちの良い抱き方をすれば良いのです。
ママが抱っこする時に赤ちゃんの小さな手が、
ママの体の下に入ってしまったままだと赤ちゃんは痛い思いをするかもしれません。
抱き方が怖かったら、赤ちゃんは体を硬くして泣き出してしまうかもしれません。
そんなことに注意しながら、赤ちゃんがのびのびと
気持ちの良い抱っこだと感じるようにさせてあげましょう。
抱っこ上手のママになって、赤ちゃんを安心させてあげたいですね。
上手な抱っこはママの腕も痛くならないようですよ。
子どもはすぐに大きくなります。
赤ちゃんを抱っこして過ごす時期は人生の中でほんのわずかな時間です。
たくさん抱っこして、赤ちゃんとのスキンシップを楽しみましょうね。
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