新生児はウンチをする回数も多いものですね。
ママはそれが当たり前のように毎日オムツを替えていきます。
でも、ウンチが出ない日があったらどうでしょう?
そんな日が2日も3日も続いたら、
「便秘になってしまったのかしら?」
と心配になりますね。
生まれたばかりの赤ちゃんにお薬をあげるわけにもいかないでしょうし、
もし、便秘だったらどうしようとママの悩みは深刻です。
放っておいてお腹がパンパンになってもいけません。
すぐ病院へ駆け込むというのもなんだか大袈裟ですよね?
そんな時、同じように育児をしているママたちは
どんなふうに対処しているのでしょうか?
そして、赤ちゃんを立派に育て上げた先輩ママたちはどうやって
この問題を切り抜けたのでしょうか?
そこには、若いママの知らない常識があったのです。
新生児の便秘の対処法について考えてみましょう。
なんで砂糖水が便秘に効くの!?
新生児の排便には個人差があり、
何日ウンチが出ていないから便秘だとは単純に決め付けられません。
例えば、1日5回ウンチをしていた子が1回しか出なかったりすれば、
それは便秘と言えます。
反対に2日に1回のウンチをしていた子が3日に1回に変わっても、
それは便秘ではないのです。
普段の赤ちゃんの排便ペースを考えて便秘かどうかを確認しましょう。
赤ちゃんの便秘が気になったら、砂糖水を飲ませてあげるのも良い便秘解消法です。
便秘を解消するためには、まずウンチを柔らかくする必要があります。
便秘で硬くなったウンチは排便の時に痛い思いをしますからね。
新生児でも痛い思いをするとウンチを我慢することがあります。
便秘の悪循環ですね。
しかし、砂糖水にはウンチを柔かくする作用があるのです。
腸内に砂糖水が入ってくると、水分濃度を薄めようと、腸内の細胞が水分を放出します。
腸内の水分が増えることでウンチが柔らかくなるのです。
砂糖水を飲ませることで、ウンチが出やすくなります。
砂糖水の作り方!
いくら便秘に砂糖水が良いからと言っても、甘すぎる砂糖水を飲ませてはいけません。
濃度が濃い砂糖水は、逆に下痢を引き起こしてしまいます。
腸内の悪玉菌も増えてしまったりと、赤ちゃんの体の負担が心配になります。
また、血糖値が上がり、腎臓の負担になってもいけません。
新生児に飲ませる砂糖水は、約5%の濃さが最も良いとされています。
きちんと量を測り、作って上げましょう。
作り方は、一度沸騰した白湯を60度まで冷まします。
煮沸消毒をした哺乳瓶に計量した砂糖を入れます。
用意した白湯で砂糖を溶かせば出来上がりです。
砂糖はオリゴ糖なら一番良いのですが、普通の上白糖でも大丈夫です。
ミルクや母乳を飲む量を減らすことのないように、量を調節しながら飲ませましょう。
砂糖水を飲ませる時間やタイミングは!?
あまりたくさん砂糖水を飲ませてしまうと、
お腹がいいっぱいになり肝心のミルクを飲んでくれなくなります。
そうなると大切な栄養補給の妨げになってしまうので、
砂糖水は授乳後に飲ませると良いでしょう。
ミルクや母乳の不足分の水分を補給するのが砂糖水の役目です。
あくまでも水分を補うというのが目的なので、
一度にあげる量は20から30ml程度にして、
授乳に影響を及ぼさない程度に抑えるのが良いのです。
また、回数は1日に2、3回程度で十分です。
砂糖水を飲ませ過ぎてしまうと、かえって便秘が悪化することがあります。
何事もやり過ぎは禁物です。容量を考えて飲ませましょう。
5%の砂糖水ならばほんのり甘い程度なので、
のちに赤ちゃんを甘党にすることもなく、安心して飲ませることができます。
まとめ
赤ちゃんには個人差があります。毎日ウンチが出なくても便秘とは限りません。
日頃の赤ちゃんの排便ペースを覚えておきましょう。
赤ちゃんが、便秘になったら5%の濃度の砂糖水を飲ませてください。
白湯100グラムに対して砂糖は5グラムです。
この程度の濃度ならのちに赤ちゃんを甘党にすることもなく、悪影響を及ぼしません。
砂糖水にはウンチを柔らかくする作用があってウンチを出やすくするのです。
便秘かなと思ったら早めに砂糖水を飲ませるのも良いかもしれませんね。
新生児の頃は授乳すればすぐにでていたウンチも、赤ちゃんが大きくなるにつれて、
だんだんウンチの回数は減っていくのが普通です。
赤ちゃんが元気ならあまり心配しなくても大丈夫です。
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