出産という、女性にとっては大きな仕事が終わった途端、
待っているのは育児というこれまた大変なお仕事です。
おっぱいを欲しがる赤ちゃんへの授乳にオムツ交換など、ママは休む暇もありません。
特に真冬の深夜のミルク作りは、寒いし、眠いし、
「ママにならなければ良かった」と思うこともしばしばです。
でも、赤ちゃんの可愛い顔を見ればそんな苦労もすぐに吹き飛んでしまいます。
愛おしい赤ちゃんをずっと抱きしめていたくなりますね。
抱き癖がつくからあまり抱っこはしないほうが良い、とよく言われますが、
抱っこしないと寝てくれない赤ちゃんもいます。
抱っこしたほうが良いのか、しないほうが良いのか、悩むところです。
そんな『抱っこ事情』を調べてみました。
赤ちゃんは抱っこしないと寝ない!
抱っこしないと寝てくれない赤ちゃんも多いようですね。
眠ったからもういいだろうと、そっとベビーベッドに置くと、
その瞬間に目を覚まして泣き出す赤ちゃん。
ママは仕方なくまた赤ちゃんを抱っこします。
新生児のうちはそれでも良いのですが、だんだん大きくなると抱っこも辛いですよね。
ずっと抱っこしていて、腱鞘炎になってしまうママもいます。
何より、赤ちゃんを抱っこしていては家事もできません。
「どうして寝てくれないの?」とママもすっかり泣き顔です。
昼間はそれでもまだ我慢ができます。
しかし、夜通し泣き続けられると大変ですよね。
昼夜逆転してしまった赤ちゃんを抱きながら、
夜中の道を歩いたなんていうママだっています。
家族や近所に気兼ねした結果です。
そんな思いをしながらもママは可愛い我が子のために頑張っているのです。
しかし、どうして赤ちゃんは抱っこしないと寝ないのでしょう。
この時期までは抱っこしないと寝ない!
赤ちゃんは基本的に抱っこが大好きなのです。
ママの暖かい体温に包まれて、抱っこされながら寝るのが気持ち良いのでしょうね。
赤ちゃんは、ママの心臓の音を聞きながら寝ていると、とても安心するのです。
特に新生児のうちは、まだ外の世界に適応できない子もいます。
ママのお腹からいきなり外の世界に押し出されて戸惑っているのです。
昼夜の区別もまだできていない新生児は、
自分でうまく眠ることもできない子が多いのです。
不安でいっぱいの赤ちゃんは、ママの腕の中だけが安心できる場所なのです。
赤ちゃんにも個人差はあるとは思いますが、
一人前の赤ちゃんに成長するまでに10ヶ月はかかるようです。
それまでたくさん抱っこしてあげてください。
抱き癖がつくから抱っこはダメというのは昔のことです。
たくさん抱っこして、赤ちゃんとのスキンシップに努めてください。
大変だと思うかもしれませんが、そんな時期はあっという間に過ぎてしまいます。
抱っこ以外で寝かしつける方法が!
赤ちゃんも月数がたって大きくなると、
次第に一人でも寝てくれるようになります。
しかし、2歳ぐらいになっても抱っこしないと寝ないという子もいるようですね。
大きくなった赤ちゃんを抱っこし続けるのも大変ですよね。
ママの体力も限界です。どっちが勝つか、ママと赤ちゃんの体力勝負です。
そんな、抱っこしないと寝てくれない赤ちゃんには、
抱っこ以外の方法でうまく寝かしつけることはできないものでしょうか。
おんぶをしてみる
今はお出かけするにも抱っこをするママが多いようですが、昔はよく赤ちゃんをおんぶしたものです。
おんぶの方が体はずっと楽ですし、両手が空くので軽い作業ならできます。
バッグでも、抱えバッグより背負うリュックの方が楽ですよね?
赤ちゃんも抱っこよりはるかにおんぶの方が楽です。首が座った生後6ヶ月ぐらいならおんぶでも危険ではないですよ。
抱っこ紐を使う
同じ抱っこでも抱っこ紐を使えば、手で抱っこするより楽です。
抱っこ紐を使っても胸に大切な赤ちゃんがいるので家事はできませんが・・・。
赤ちゃんとのスキンシップを楽しんでください。
添い寝をする
赤ちゃんの傍らで添い寝をするのも良いのではないでしょうか。
その時、子守唄を歌いながら赤ちゃんの胸を優しくトントンすると、
赤ちゃんは安心して眠りにつけます。
ただし、添い寝をする時の注意点がひとつあります。
それは決して赤ちゃんより先に眠ってしまわないことです。
赤ちゃんがまだバタバタ動いている時にママが眠ってしまうと、
赤ちゃんの身に危険が及んでもわかりません。
たとえ家の中でも、注意するのに越したことはありませんものね。
まとめ
抱っこしないと眠ってくれない赤ちゃんはママにとって本当に困ったことですね。
抱っこしている間はおとなしいのに、お布団におくと、
途端に火がついたようになく赤ちゃん。
そんな時の赤ちゃんの様子を今一度見てみましょう。
お腹は空いていませんか?
ミルクを飲んだ後にゲップは出ましたか?
お部屋は適温でしょうか。寒い、あるいは暑くはないでしょうか。
オムツは汚れていませんか?
ただ甘えたいだけで抱っこを要求しているのなら、抱っこをしてあげてください。
ママには辛いことでも、それは一過性のことです。
必ず終わりがあると信じて、我が子の成長を見守りましょう。
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