生後3ヶ月の体重の増え方は1日何gが理想?新米ママの悩みを解消

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産院で入院中は授乳のたびに体重をはかりキッチリと体重管理していましたが、

退院するとそうではないのでおっぱいが足りているのかどうか不安ですよね。

 

それに赤ちゃんにとってはおっぱいを飲むのも大仕事。

思いのほか体力を使うので飲んでいる途中で疲れて寝てしまうこともしばしば。

 

一体一日にどれくらいのペースでどのくらいを飲んでいるのが正常なの!?

そう、新米ママはこの「正常かどうか」という事にとても敏感ですよね。

そのお気持ちとてもよくわかります。

 

育児本やインターネットサイトをのぞけば「正しい育児とは!」

という情報があまりにも溢れすぎていますものね。

 

今回は、ママがいちばん気にしているといっても過言ではない

おっぱいのおはなし。

 

果たして育児でいうところの「正常」とはなんなのか、

その関係性もふくめてご紹介いたします。

 

 

 

 

1日30gが望ましい

 

生まれたばかりの赤ちゃんの一日に増える体重の目安は30g程度。

長い目で見れば、一か月検診のときに700g程度の増加を目安としています。

 

この時期の授乳ペースは平均して一日に7回から8回くらい。

だいたい3時間おきくらいのペースになりますね。

 

いちおう育児の教科書的なものにはこんなふうに紹介されています。

 

しかしミルクを哺乳瓶で毎回与えているならまだ量が分かりそうなものですが、

母乳だとそうはいきませんよね。

 

ここで量よりも気にかけてほしいのは

「赤ちゃんが元気にすごしているか」なのです。

 

 

厳密にいうと、授乳がおわった後にもグズったりしていないか、

おしっこの回数が少なくないか、もしくは色や匂いが濃すぎないか、

うんちの回数や量、色や匂いは正常か。

 

おっぱいの量が足りているかどうかよりはむしろこれらを気にしてほしいのです。

 

逆に言うと、授乳の量が足りていない場合は

これらのどれかが症状としてあらわれるはずなのです。

 

 

おっぱいが足りていないと満腹感がないため泣いて要求します。

そして水分が足りなくなるためにおしっこやうんちが

正常に排泄されなくなったり、

汗が出にくくなったり匂いに異常があらわれることでしょう。

 

これらに特に異常がみうけられないのなら、

おっぱいはおおむね足りているという証拠。

 

 

赤ちゃんの性格的に良く泣く子で、

ママが判断できないときには迷わず受診するべきです。

 

体重の増減のきちんとした正確な判断は素人にできることではありません。

 

 

また赤ちゃんの健康状態が正常で、

それでもどうしても気になる場合には

ママやパパが赤ちゃんを抱っこして体重計に乗り、

そこからママやパパの体重を引いてみてください。

 

おおよその赤ちゃんの体重が割り出せますよ。

 

 

 

 

ミルクは母乳と混合どっちがいいの!?

 

次にママが気になるのは赤ちゃんの成長のために母乳一筋で育てるかどうか、

ということですよね。

 

結論から言うと、じつは一概にどちらが正しいとは言えません。

 

なぜなら母乳にも人工ミルクにもどちらにも同じように

メリットとデメリットがあるからです。

 

 

新米ママのなかには「母乳信仰」を教えられた方もいらっしゃるのでは?

「赤ちゃんは母乳のみで育てるべき!」のような。

 

いいですか、あちこちから怒られてしまいそうですがあえて言います!

それは大きな偏見なのですよ。

 

この問題は賛否両論あるようですが、考えてもみてください。

そもそも人工ミルクが悪なら市販されているわけがないのです。

 

訳あってやむを得ず母乳が与えられない場合はどうするのです?

 

母乳の最大のメリットはやはり栄養面と免疫力。

人口ミルクはそもそもこの母乳のメリットをお手本にして

作られているというのが一番分かりやすいかと思います。

 

しかしその母乳の栄養源とはなんですか?

そう、ママが摂取する栄養ですね。

すなわち確かに栄養満点だけれどもバランスが安定しないということ。

その点人工ミルクはこのバランスが一定なわけです。

ビタミンなんかは母乳より優れているという研究結果もあるほどです。

 

ここまで読んでいただければもうお分かりですね。

母乳と人工ミルクにはどちらにもより優れた面があるということなのですよ。

 

 

 

 

自分の子供に合ったミルクのあげ方を

 

前述したように完全母乳の育児も混合の育児もどちらも

良いということはお分かりいただけたかと思います。

授乳の方法はあくまで赤ちゃんの成長に合った方法を選ぶべき。

 

体重がなかなか思うように増えない場合には

人工ミルクを混合で与えるのが良いですし、

逆に体重が増えすぎて肥満の恐れがあるのなら母乳で充分足りているか、

あるいは母乳が出すぎているということです。

 

しかし、しつこいようですが体重の増減が極端な場合は

専門のお医者さんや保健士さんからの指導があります。

ここはプロフェッショナルに判断を任せてみませんか?

 

母乳と混合どちらにすればよいのかを悩みすぎるのも考えもの。

だってママが気に病んでふさぎ込んでいては育児もうまくいきませんよね。

おっぱいだって出づらくなってしまいますよ。

 

ちなみに母乳が思うように出ないママは赤ちゃんにどんどん飲ませてあげてください。

 

「どんどん飲ませてしまっては減っちゃうのでは!?」

とお考えになるかもしれませんが、逆です。

 

母乳は出せば出すほど乳腺が刺激され出るようになるのです。

お風呂で温まった時におっぱいをマッサージするのも

乳腺の刺激になりとても効果がありますよ。

 

 

 

 

まとめ

 

いちばん大切なのは

「教科書通りの育児などできない」

ということを認識すること。

 

 

教科書通りに赤ちゃんが育ってくれるのならば

苦労するママなどいないはずなのです。

 

これをふまえた上でどんな育児があなたと赤ちゃんにピッタリ合うのか。

どんな育児をすればあなたと赤ちゃんが健やかに楽しく過ごせるか

ということが一番重要なのですよ。

 

そして詳しい専門的なことはしかるべき

プロフェッショナルに聞いてみるのがいちばん。

 

分からない者同士が頭を悩ませていたって解決するものではありません。

そのためにママと赤ちゃんのサポートや支援をする専門機関が存在するのですから。

 

わたし個人が我が子二人の育児をひと段落し思い返すのは、

「その子によって成長の仕方が違うのは当然なのだから、

もっとシンプルに育児を楽しんで、頑なにならず周りに頼るべきだった」

という後悔ばかり。

 

これから育児を頑張るママ達にはこんな後悔をしてほしくはないのです。

 

もっともっと肩の力を抜いて頑張りすぎず、

過ぎ去るのがとても速い授乳期の育児を楽しんでみてくださいね。

 

 

 

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