妊婦の電車酔いはどうすればいい?原因から対策まで徹底紹介!

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妊娠初期ってわからないことだらけで不安も多いし、

周りに報告もまだなので休みたくても言い出しにくかったりと

自分の体調との付き合い方に困惑しますよね。

 

特に、電車で通勤されている人は車内での体調不良にお悩みではないでしょうか。

今回は妊娠中の乗り物酔いについて解説したいと思います。

 

 

 

 

そもそもなんで妊婦は電車酔いするの!?

 

私たちの耳の中には平衡感覚をつかさどる器官があり、

人はこの中のリンパ液の流れなどから体の回転や運動スピードを感じ取っています。

 

ところが揺れや加速により耳で捉える情報と目で捉える情報に誤差が生じると、

脳が混乱を起こし、自律神経が乱れることで様々な体調不良を引き起こします。

これが乗り物酔いのメカニズムです。

 

妊娠するとホルモンバランスが大きく変化し、

自律神経がその影響を受けることで乗り物酔いしやすくなる…

と言われてはいますが実際のところ医学的根拠があるわけではありません。

 

妊娠が直接の原因で三半規管が弱くなるようなことはなく、

妊娠中でも平気な人はまったく平気だったりします。

 

乗り物酔いは元々の体質的な問題と言えます。

 

ただそもそも妊娠中は自律神経が乱れやすいので

乗り物に関係なく具合は悪くなりますし、

臭いに敏感になるので電車内や周りの人の臭いに反応して

気持ち悪くなることはあるでしょう。

 

つわりの時期は食欲が減退することが多く、

空腹に近い状態で乗り物に揺られることも

体調不良を引き起こす要因となる可能性があります。

 

ようするにつわりが電車という環境を引き金に悪化している状態ですね。

 

また乗り物酔いは心理面の影響もあるので、

一度電車で体調不良を起こしてしまうと

「またなるかもしれない…」という不安感から

また酔いを引き起こしてしまうこともあります。

 

 

 

 

乗り物酔いするとこんな症状が!!

 

◇乗り物酔いの主な症状

・頭痛

・吐き気

・胃部不快感

・冷や汗

・めまい

・顔面蒼白

 

ひどくなると嘔吐してしまうことも。

 

前兆として軽いめまいやあくび、生唾、動悸などがありますので

「具合が悪くなりそうだな…」と感じたら

本格的な症状が出始める前に無理せず下車することも大事ですよ。

 

 

 

 

酔いにはこれが最高の対策!!

 

まず何より、妊娠がわかったらなるべく早い段階で

職場の人…直属の上司だけにでも話しておき、

いつ体調不良を起こすかわからないことを理解してもらうべきです。

 

休み休みでも間に合うように、またラッシュの時間を避けるためにと

頑張って早めに家を出る妊婦さんもいますが、

そうは言っても時間には限界があります。

 

それにただでさえ眠りの浅くなる妊娠中、

あまり早起きして寝不足になっても余計に体調を崩しかねません。

 

妊娠は病気じゃないからとはいいますが、

命を落とすこともあるほどの大きな体の変化です。

 

通勤途中に体調を崩しても遅刻や欠席をさせてもらえる

体制を整えておくべきです。

 

もし会社に理解が得られなかった場合には病院に

「母性健康管理指導事項連絡カード」

を出してもらうといいでしょう。

 

事業主はこれに従って適切な就業措置を取る必要があります。

 

勤務時間を短縮してもらうなどして通勤時間に余裕が持てれば、

途中下車しながらでも心理的負担は軽くなると思います。

 

 

妊娠中に関わらず乗り物酔い自体の対策としては

 

・下を向かない(本やスマホは厳禁!)

・ボタンやベルトを緩めるなどして体を締めつけないようにする

・軽いストレッチをする

・飴を舐める

・音楽を聴くなどして気を紛らわせる

・遠くを見る

・窓を開けたりドアの前に行くなどして外の空気を吸う

・深呼吸する

・目を瞑る、もしくは寝る

 

などが挙げられます。

 

私は妊娠中、寝られさえすれば乗り切れるタイプだったのですが、

朝はなかなか座ることが難しいですよね…。

 

マタニティマークには賛否ありますし付けることに抵抗がある…

という人もいるでしょうが、

つわりの時期はまだ外見的に妊婦だとわからないので

緊急時のためにも付けた方がいいでしょう。

 

お腹の赤ちゃんを守るためにも、決して無理はしないでください。

 

 

 

 

まとめ

 

妊娠中はちょっとしたことで体調に変化を起こしやすいので、

乗り物に乗る際、人の多いところに出る際には充分な注意をしてください。

 

しかし妊娠に伴う体調不良は自力でコントロールできるものではありません。

一人で頑張らずに、周りの協力を得て乗り切っていきましょう。

 

 

 

 

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