新年度入りするとそろそろ気になるのがボーナスですね。
今年はいくらもらえるのか、友人はいくらもらうのだろうか、
とふと疑問がわいたことはありませんか?
「俺はこれだけもらっているよ」
とつい口を滑らせた大学時代の悪友に羨ましさを感じたことはありませんか?
ボーナスはその時々の景気や会社の規模によっても違いが出てきますが、
個人の評価も絡んでくるのです。
友人や同期に入った仲間よりボーナスの額が少なかったら落ち込みますよね。
一体、他の30代、40代の人たちのボーナスの額はどのくらいなのでしょうか。
同年代の平均支給額を知りたいところですね。
そこで、過去の資料から最も気になるボーナスの平均手取り額を調べてみました。
30代の平均ボーナス支給額
ボーナスから差し引かれるものは、
健康保険料、厚生年金保険料、雇用保険料などの社会保険料と所得税です。
これを引いたものを『手取り額』といいますが、
手取りはだいぶ少なくなってしまいますね。
では、2017年のボーナスの平均手取り額はいくらだったのでしょう。
調査によると、30代の平均手取り額は、
30から34歳までの前半が約69万円、
35歳から39歳までの後半が80万2千円でした。
20代の頃と違って、会社における存在も次第に重要になってきます。
責任のある仕事を任されて生き生きと仕事をする年齢ですね。
私生活の面では結婚、子育てなどのライフイベントが多い時期です。
そんなことも勘案されて、20代の方よりもボーナス額も上がってくるのでしょう。
30代後半の平均支給額は20代後半の人とに比べて
23万円ほど上昇しているようです。
総支給額でみると、30代半は100万を超えているのですね。
40代の平均ボーナス支給額
40代の平均ボーナス手取り額は、
40代前半の40歳から44歳までが約90万9千円、
45歳から49歳の後半が、108万2千円でした。
ちなみに40代後半の支給総額は140万ほどとなっています。
40代ともなると、会社の中枢ですね。
役職についている人も多いでしょう。
さらに重要なポストに就いて、責任を持たされる年代です。
100万越えは当たり前といえば当たり前なのかもしれませんね。
家庭では、そろそろ子どもが中学、高校へ入学する頃でしょうか。
また、念願のマイホームを取得する時期でもありますね。
ボーナスも増えますが、その分出費も多くなる年代です。
会社でも職場でも重要な地位を確立する年回りですね。
勤続年数はボーナスに影響するのか
ボーナスは、会社から支給される一時金です。
給与の支払いは法律で義務付けられていますが、
ボーナスに関しては支払わなくてなならないという法律はありません。
そのため、ボーナスの支給条件や支払日は各会社によって決められています。
企業は、ある一定期間をボーナスの査定期間とし、
ボーナスの支給額を決めるためにその社員の評価をします。
つまり、社員の働きぶりによって支給額が決まるということなのです。
ですから、同じ企業に働いて、同期の入社でもボーナスの支給額が違ってくるのです。
うっかり、自分のボーナスが同期よりも低いと言えませんね。
彼よりも自分の方が評価が低いといっているようなものです。
ボーナスの査定に影響するものとしては、
『出勤状態』『成績』『勤務態度』などです。
それに特定の資格を持っているかなどや、
『勤続年数』を加味している企業もあります。
長年に渡り、企業に貢献しているかといった項目も査定の重要項目です。
年功序列の風潮は見直される時代になりましたが、
それでも長年の功績を重要視する企業も多いのではないでしょうか。
まとめ
20代前半の新入社員は寸志程度の5万円から10ま年ほどのボーナスですが、
30代、40代と年齢を重ねることによって支給額も次第に増えていくようですね。
30代は結婚、子育てと、ライフイベントが多く、出費も増える時期です。
20代より基本給もボーナスも上がりますが、
その分、出ていく方も多く、自分の自由に使えるお金は少なくなりますね。
40代はいよいよ念願のマイホームを手に入れたり、
子どもの教育資金が増大したりで、ますます大変な年代です。
会社のポジションもだんだん重要な地位につくようになり、
40代には役職につく方も多いでしょう。
責任重大な年代で、初めて手取りでボーナスが100万超えとなるようですね。
あなたは平均額よりも上でしたか?
これは2017年の平均的なボーナス支給額でしたが、
2018年はどんな風になるのでしょうか。
楽しみなボーナス、昨年より増えているといいですね。
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