妊娠をしたら触れるもの全てに敏感になり、
なにが良くてなにがダメなのか分からないことだらけですよね。
そのお気持ちすごくよくわかります。
わたしなど
「そもそも、わからないこと自体がわからない」
などという情けない状態でした。
妊娠中の運転もその一つですよね。どのくらいの期間、いつまで運転しても良いのか。
どの程度の時間がよいのかなどなど。
今回はこの「妊娠中の運転」に焦点を当てて、
わたし自信の実体験も含め詳しくご紹介していきますね。
実は意外と長い運転できる期間！？
結論から言うと妊娠後期まで運転が可能です。
なぜなら「妊婦が運転できるのはいつまで」という法律がないため。
なんだか無責任な言い方になってしまいますが、
いつまで運転を続けるかはあくまで自己責任で常識の範囲内で、
ということですね。
個人的な経験をいうと、わたし自身も生活には自家用車が必要不可欠だったため、
臨月まで運転をしていましたよ。
ただ意外と運転に気を付けなければいけないのは、
妊娠後期よりも初期だと感じます。
なぜなら妊娠初期はどうしても体調が変化しやすく、
ホルモンバランスの崩れにより心身ともにコントロールがとても難しい時期です。
車に乗るときには平気でも運転中に急に気分が悪くなるなどの危険がありますし、
また自律神経が乱れやすいので車酔いもしやすくなります。
これに比べて妊娠中期から後期は、初期に比べ比較的体調も安定し、
情緒の乱れも少ないのです。世にいう「安定期にはいる」というやつですね。
いずれにせよ妊娠中は心も体も平常でないことは事実。
意外と長い期間運転はできますが、
「自分は妊娠している」という自覚をしっかりと持ち運転してくださいね。
運転前の準備をしっかり！
「あくまでも自己責任のうえで」
という点をふまえれば準備はやりすぎなぐらい万端にするのが丁度良いのです。
以下の事に注意して準備を整えてくださいね。
・母子手帳と保険証を常に携帯する
・満腹状態と空腹状態を避ける
・停車することが難しい高速道路などの道は避ける
・目的地までに立ち寄れる病院やコンビニ、ガソリンスタンドなどを確認しておく
・渋滞になりやすい道を避ける
・非常時に連絡がとれるよう携帯電話などを持つ
・急な乗り物酔いに対処できるようアメやガムなど
口に入れやすいものを携帯しておく
このように、不測の事態をなるべく避けて、
どんな局面にも慌てず対処できるように準備をしましょうね。
運転中にはこんなことに気を付けて！
妊婦さんが運転中にもっとも気を付けるべきことはやはり急な体調の変化です。
前述したように妊娠中は自律神経が乱れやすく睡眠も平常時よりは浅いもの。
普段は乗り物酔いなどしない人が妊娠中は乗り物酔いをしやすくなったり、
また予期せぬ眠気に襲われるのも妊娠中の大きな特徴のひとつです。
過度な緊張から逆に注意力が散漫になってしまったり、
お腹の張りが強くなったりする危険性もはらんでいます。
前の項でお伝えした準備をしっかりと整え、
できるだけリラックスした状態での運転を心がけましょうね。
そして運転前に少しでも体調に違和感を感じた時には、
無理せずにいさぎよく外出をあきらめることもママの重要な務めです。
しつこいようですが、
危険を回避するための対策は「ちょっとやりすぎかな」くらいで丁度良いのですよ。
まとめ
おなかの赤ちゃんとママであるあなた自身をいちばんに守れるのは、
ほかの誰でもないあなただけなのです。
こうも並べられた注意事項を見ると
「難しすぎる！」と感じてしまうかもしれませんが、あまり気に病みすぎないで。
意外に思うかもしれませんが、
おなかの赤ちゃんが大きくなってくるにつれ、
頭より先に身体がものごとの良し悪しを判断できるようになってくるもの。
はじめのうちは不安いっぱいで何をやるにもビクビクしてしまいますが、
不思議なことに自然とわかってくるようになるのです。
少なくともわたし自身は一人目のときも二人目の時もそうでしたよ。
運転に関してもそう。
ちょっとでも危険を感じた時には自然と「あれ？おかしいな」と思えてきます。
母の直感はあなどれません。
ただし事前に知っておいた方がいいことがあるのもまた事実。
もしこれからの妊娠中の運転に大きな不安を感じているなら
参考にしてみてくださいね。
コメント