春になっていよいよ新しい生活へ。今まで校則で禁止されていたメイクも解禁。
おしゃれを楽しもうと意気込んでいるかもしれませんね。
いろいろと調べてみると、紫外線は怖い?日焼け止めクリームは大切?
でも、いままで日焼けなんて気にしなかった。
若いのだから少し日に焼けても大丈夫。
そんなふうに考えてはいませんか?
実は日焼けはとても怖いのです。
知っているのと知らないのとでは20年後の肌に大きな違いが出ますよ。
紫外線と日焼けの関係
そもそも紫外線とは何でしょうか。
太陽の光の中には目に見える可視光線の他に、
目に見えない赤外線や紫外線という波長の光があります。
日焼けの原因となるのは紫外線。
その紫外線の中でもUV―Bと呼ばれている波長が問題になのです。
UV-B紫外線は皮膚の表面で俗に言う日焼けの現象を引き起こします。
この光線は皮膚や眼に有害で、肌にシミやそばかすを作ったり、
乾燥させたりする原因になっています。美容の大敵ですね。
一口に日焼けといっても、真っ黒になる人から少し赤くなる人まで様々です。
これは遺伝によって決められています。
紫外線に当たると皮膚は表皮を守るためにメラニン色素を作ります。
日焼けして黒くなる人はメラニン色素をたくさん作り出す体質の方、
赤くなる人はあまりメラニン色素を作り出せない方です。
紫外線によって作り出されたメラニン色素は定着してしまいシミを作る原因となります。
では肌が黒くならない人がいいのかといえばそうでもありません。
肌のバリアになるメラニン色素が作られないために細胞が傷つけられ、
皮膚がんの原因になるのです。
その紫外線を避ける直接の方法が日焼け止めクリーム。
化粧品の中にもこの作用のあるメイク道具もたくさんありますよね。
どんどん活用して肌を守りましょう。
10時から14時はこまめに塗りなおそう
それではいつ日焼け止めクリームを塗ればいいの?
朝、ばっちり塗ったから今日は一日大丈夫、それでいいのでしょうか。
日中紫外線が多い時間帯は太陽がでている時間、10時から14時くらいの間です。
なかでもお昼の12時は朝の9時の二倍近い紫外線がふってきています。
一番気をつけなければいけない時間帯です。
日焼け止めクリームの効力はだいたい3時間くらい。
なかには一日一回で大丈夫とうたっている商品もありますが、
汗で落ちてしまうことも。
一番必要なお昼時にはすでに効果がなくなっているかもしれません。
ですから、日焼け止めクリームはこまめに塗り直しましょう。
特にお昼時、ご飯を食べに外に出るというときは念入りに。
夕方でも日焼け止めクリームは必ず塗るように
では夕方なら日も落ちているし塗らなくても大丈夫?雨の日や曇りの日は?
夕方は確かに紫外線量が少なくなります。
でも油断は禁物。日焼けはそのときだけ気にしていればいいと思っていませんか。
肌へのダメージは一日を通しての量で決まるのです。
うっかりしていると細かなダメージが積み重なって大変なことになるかもしれません。
同じことが雨の日やくもりの日にもいえます。
くもりの日は晴れている日の半分、雨の日は三割といわれていますが、
うっかりつけ忘れると晴れの日よりも紫外線量が多いということも。
特に夏は冬の三倍も紫外線が降り注ぐ時期です。
雨や曇りの多い梅雨時期は要注意です。
まとめ
・紫外線はシミやソバカスの元になるだけではなく、
皮膚がんを引き起こす可能性があります。日焼け止めを塗って防ぎましょう。
・肌へのダメージは浴びる紫外線の総量によって決まります。
日焼け止めは日中こまめに塗ってください。
肌へのダメージは浴びた紫外線の量によって決まります。
若いうちに浴びた紫外線が原因で年をとってから肌がぼろぼろということもあるのです。
後悔は先に立たず。
何よりも先に紫外線の防止を考えましょう。
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