てるてる坊主の童謡が怖いすぎる!意味を知ったら激ヤバ過ぎた・・・

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行楽の予定やイベントごとがあると晴れを願ってティッシュを使い作るアレ。

軒下にぶら下げられるてるてる坊主。

ぶら下げたら

♪てるてる坊主 てるぼうず アーシタ天気にしておくれぇ♪

って口ずさんじゃいますね。

 

このてるてる坊主の歌。実はちょっと怖い歌詞だったりするんです。

ゾッとするようなホラー話も踏まえながら、

てるてる坊主の歌や由来についてなどを綴っていきます。

 

 

 

 

意外と知らないてるてる坊主の歌詞!

 

大正時代にこの歌は作られました。作詞者は、小説家の浅原鏡村さん。

これが唯一の作詞した童謡です。

作曲者の中山晋平さんは、しゃぼんだま、証城寺の狸囃子、

せいくらべ、うさぎのダンスなど様々な童謡曲を世に送った人です。

 

てるてる坊主のうたを歌ったことがある人はたくさんいるはず。

でも、みなさんがよく口にしている歌は歌の序盤のみなのです。

では、歌詞を見て見ましょう。

 

 

童謡「てるてる坊主」

作詞・浅原鏡村  作曲・中山晋平

 

(1番)てるてる坊主 てる坊主 あした天気にしておくれ

いつかの夢の空のよに 晴れたら金の鈴あげよ

(2番)てるてる坊主 てる坊主 あした天気にしておくれ

わたしの願いを聞いたなら あまいお酒をたんと飲ましょ

(3番)てるてる坊主 てる坊主 あした天気にしておくれ

それでも曇って泣いたなら そなたの首をチョンと切るぞ

 

 

と、三番まで歌があります。三番の歌詞の終わり部分はとてもおぞましですね。

首をチョンと切られるなんて!!お子様には歌って欲しくないかも・・・。

 

さらに、幻の4番目の歌詞があるなんて噂もあります。

その歌詞とは

 

てるてる坊主 てる坊主

あした天気に しておくれ

もしも曇って 泣いてたら

空をながめて みんな泣こう

 

と、いうものです。

 

4番目は3番とは違い優しい感じの歌詞ですが寂しさが伝わって来ますね。

 

 

 

てるてる坊主の起源は中国!こんな由来があった!

 

てるてる坊主で晴れを願う風習は、平安時代に中国から伝わってきました。

ただし中国では「坊主」ではなく、

箒を持った少女『晴娘(ニンチャン)』という名の少女にまつわる伝説が、

その起源といわれているのです。

 

昔、ひとりの綺麗な女性がいました。それが晴娘です。

晴娘は、切り紙が得意で、その腕は皇宮のお后たちが遣いに買いに行かせるほど。

ある年の6月。北京に雨が降り続き大洪水が起こります。

 

人々はとても困っていました。

 

街は雨水に覆われてしまいました。

それを見た晴娘は雨が止むことを天にお願いしました。

 

すると、天から声が聞こえて来たのです。

「美しい娘(晴娘)よ。東海龍王がそなたを太子の妃にしたいそうだ。

もしも従わなければ北京を水没させるぞ!」それに従うと晴娘は答えました。

 

人々を大雨から救うため、少女が犠牲となり天に昇ると、

空は雨雲を箒で掃いたように晴れ渡ったといいます。

 

切り紙の得意だったことを偲んで、

人々は紙で『掃晴娘(そうせいじょう)』を作って門に吊るすようになったのです。

 

これが、中国に伝わる由来なのです。

てるてる坊主の歌詞では、晴れたらご褒美をから始まり、

怖い歌詞の3番に続き願いがかなわず曇ったなら首を…という意味になるんですね。

 

 

 

 

じつは日本のてるてる坊主の由来の方が怖かった!

 

日本の場合ではどうなのかみていきましょう。

日本での歴史は、平安時代に中国から伝来した風習です。

 

19世紀のはじめに書かれた『嬉遊笑覧』という

江戸時代後期の風俗や習慣を紹介した随筆本に紹介されています。

 

上のてるてる坊主の歌詞で3番になると、残酷な歌詞が出ててきてますよね。

それは晴れずに曇ったら首をチョン切るというところ。

 

これは、お経を唱えれば降り続く雨をあがらせることで知られていたお坊さんがある時、

お殿様の命令で祈願をしました。

ところが失敗していまいその罰として首をはねられてしまいました。

 

そのお坊さんのはねられた首を真っ白い布でくるみ吊るすと、

翌日はなんと嘘のように空が晴れ渡った……という、なんともおぞましい結末です。

 

そのような民話が元になったと言われています。

 

また、余談ですが、恐いエピソードを。

てるてる坊主が大正時代に作られたオリジナルの童話ではなく、

「てんてる坊主」と歌う伝承歌が元になっているとする

歴史伝奇ロマン小説があります。著者は五木寛之氏。

 

その中の一冊で、『日ノ影村の一族』というものがあります。

文庫版の表紙は、夜の峠をいくつものてるてる坊主が、

くだってくる絵があしらわされています。

 

実在する九州のある村に、歴史に背を向けて生き抜いてきた、

一族の歴史が語られていくのですが・・・。

 

作品がミステリー・タッチであるために、これ以上のお話はは差し控えます。

でも、ヒントを!

「てんてるぼうず」が「てんてる坊主」ではなく「天照亡ず」

と歌っているとしたら…

 

日本の歴史に詳しい人ならなんとなーくわかる方もいるかもしれないですが、

良かったら読んでみたらいかがでしょうか?

 

まとめ

 

てるてる坊主の怖い話を紹介してきましたがいかがだったでしょうか?

書いていてもちょっぴり怖くなってきてしました。

 

この歌は実は4番まであったとされていること。

もとは中国の美少女、晴娘が由来だったという事。

日本の民話のほうがおぞましかったことなどが見えてきましたね。

 

怖いとは言ってもやはりイベントや行楽の予定がある時には、

晴れてもらいたいものですからてるてる坊主にお願いしてしまいますね!

 

あ~した天気にしておくれ~♪

 

 

 

 

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