開港記念日とは、なにか知っていますか?
またどうして、横浜の学校がお休みになるのでしょうか?
少し開港記念日の歴史の話をしますね。
1858年7月29日、日本とアメリカ合衆国は日米修好通商条約を結びました。
アメリカの独立記念日に合わせ7月4日を開港の日としていたのだが、
ロシアはきりがいい7月1日に変更しました。
最終的にアメリカ、ロシア、イギリス、フランス、オランダの各国と
安政五ヵ国条約を結び、1859年6月2日に横浜港は開港した。
この時、アメリカ側は7月4日に祝賀行事を開いたが、
日本側は式典などは行われなかった。
1年後の1860年6月1日から2日にかけ、洲干弁財天で、
開港1周年を祝して着飾った男女が山車と手踊りで練り歩いたという。
これが、開港記念日の始まりです。
横浜には開港記念日がある!何をするのか調べてみた!
開港記念日は毎年6月2日および、
その前後で神奈川県横浜市にて開催されるイベントです。
横浜みなとみらい21地区の臨港パークをメイン会場とし、
その周辺で開催されます。
イベント内容としましては
・開港祭ライブ
・ドリームオブハーモニー
・開港祭ストリート
・花火大会
などさまざまなイベントを行っています。
横浜開港祭は市民、行政、企業が一体となって参加し運営している市民祭です。
毎年75万人の来場者を迎えるために、多くのボランティアの存在があります。
例年、このお祭りを開くことで、港に感謝し、
市民とともに横浜の開港記念日である6月2日を祝い、
賑わいのあるさまざまな催し物を用意し、
まちづくりと観光の活性化を図るために横浜開港祭を実施されています。
また横浜開港資料館、横浜都市発展記念館、横浜市歴史博物館、横浜美術館などは、
来場者全員が入場無料となったり、
高校生以下または小中学生以下を対象として、
動物園や博物館、スポーツ施設などの横浜市内の多くの公共施設が
入場無料となるなど横浜市民にとっては、うれしいことばかりですね。
開港記念日には学校がお休みになる!横浜がうらやましい!
横浜開港記念日には、横浜の学校がお休みになります。
その理由は、横浜港の開港1周年のお祭りが行われたことがきっかけで、
開港記念日というものができました。
その後の1981年から「横浜国際デープレ横浜どんたく」という名前で
横浜開港祭が始まり、
1995年から「横浜開港祭」というイベント名に変更され、
毎年恒例行事として現在も多くの国民から支持されています。
開港するにあたって得た現在の発展を忘れないためにも、
横浜市が一体となってお祭りを開催し祝うようになったそうです。
全部の学校じゃなかった!?休みになるのは横浜市立だけ!
開港記念日に学校がお休みになるのは、実は横浜市の全部の学校ではないそうです。
「ほかの学校は休みになるのに、自分の学校は休みにならない学校は嫌だな~
だってこんなに楽しそうな行事があるのに学校に行かないといけないなんて。」
ってぶつぶつ思いながら記事を書いています(笑)
それは置いといて、休みになる学校と休みにならない学校の違いは
なんなのかを見ていきましょう。
開港記念日には、横浜市内の市立の学校がお休みとなります。
小学校だけではなく、中学校、高等学校、特別支援学校もお休みになるそうです。
ただし同じ横浜市立でも横浜市立大学はお休みではないそうです。
またお休みになるのは、神奈川県立や私立の学校は休みにならないこと。
開港記念日はあくまでも、横浜市独自の記念日ですので、
県立や私立の学校には適用されないそうです。
しかし、横浜市立の学校は授業日確保の必要性から
夏休みを1日早く終わらせるそうです。
開港記念日のことを調べていたら、
ディズニーランドが割引になるって噂があるみたいで
本当なのか?と思って調べてみました。
開港記念日にディズニーランドが割引になるって本当!?
調べた結論からいうと、残念ながらこの日にディズニーランドが
割引になることはないそうです。
「なんだよ。ただの噂かよ。。。」
どこからそんな噂が出てきたのでしょうか?
それは、6月2日横浜市独自のお休みのため
平日にディズニーランドを満喫できる!
と思ってこの日に行く人が意外と多いところに、噂の発生源があるようです。
その結果、6月2日はディズニーランドは空いていないようで、
予想サイトによると「混雑する時期の平日レベル」と書いています。
どうやら同じことを考えている横浜市民は多いようです。
まとめ
横浜開港記念日の休校やディズニーランドの噂についてお伝えしました。
ですが、横浜全体で開港記念日を大切に思い今もなお、
お祭りを開催して祝おうとする行事はとてもいいなと思いました。
横浜に限らず、ほかの地域でもこういったイベント事で盛り上げていくと
地域活性にもいいし増えていってほしいですね。
コメント