最近は日本もだいぶ国際化してきたようで、
街に出ると日本語以外の言葉が飛び交っていますね。
外国人がかなり多くなっているようです。
そんな昨今、外人の方とお話しする機会も増えているのではないでしょうか。
留学生が多い大学もあり、もはや外国人の方を避けては通れない現状です。
知り合った留学生に英語圏では珍しい『日本の梅雨』を説明したとします。
その話の流れで『てるてる坊主』について説明しなければならなくなった時、
あなたならどんな風に説明しますか?
留学生には『梅雨』も『てるてる坊主』もきっとわからないでしょう。
今回はちんぷんかんな留学生にわかるような説明の仕方を考えていきましょう。
てるてる坊主を直訳すると晴れるお坊さん
てるてる坊主を直訳すると、『晴れるお坊さん』ということになるでしょうか。
「晴れる」は英語で『fine』お坊さんは「Buddhist priest」となります。
でもこれだけではてるてる坊主の説明になりませんよね。
『てるてる坊主』とは、明日晴れて欲しいと願って吊るすおまじないの人形です。
「あした晴れて欲しい」「おまじない」「人形」が説明されていなければなりません。
そうなるとだいぶ難しいですね。
英語圏の方には、『てるてる坊主』の風習はありません。
元来『てるてる坊主』は中国から伝来した風習だといいます。
中国の『掃晴娘』がほうきで雨雲を払い晴れの気を呼んだという伝説から来ています。
中国では『お坊さん』ではなく『娘』だったのですね。
それが日本に伝わってなぜかお坊さんになったようです。
そんな日本と中国の風習ですから、英語圏の方にはわからないことでしょう。
『てるてる坊主は明日晴れて欲しいと願うおまじないです』
と簡単に説明するとこうなります。
it is a spell to wish thatthe paper doll towhich children prayfor fine weather
作ることでどんな効果があるのか説明用の英単語
では、『てるてる坊主』を作る効果を説明したい場合はどうしましょうか。
先ほど、明日晴れて欲しいと願うおまじないだと説明しました。
でも、それだけでは説明が足りないようですね。
てるてる坊主を窓や軒先に吊るすと明日天気になるということを、
説明に入れなければいけません。かなり難しい問題ですね。
説明するのに必要な英単語はなんでしょうか。
てるてる坊主はそれに該当する英語がないので、
そのまま『Teru teru bozu』で良いと思います。
『明日天気になる』は『it will clear up tomorrow』また、
『窓に吊るす』は『I hang it to a window』です。
これでてるてる坊主の効果のほどを説明できるのではないでしょうか。
また、てるてる坊主に顔を書くと雨になるというのも、
付け加えた方が良いかもしれません
。教えられた外国人の方が顔を書いてしまってもいけませんものね.
Moreover, it is believed that ‘drawing face parts’ on teru teru bozu brings rain.
と付け加えれば顔を書いてはいけないと伝わるでしょう。
顔を書いてしまうと雨になるのだと説明した方がより親切ですね。
日本の風習を外国の方に説明するのは大変でしょうが、
ぜひ頑張って挑戦して欲しいですね。
英語圏にてるてる坊主の風習が無いので作り方や材料の英単語が必要
次にてるてる坊主の作り方の説明です。
外国人の方はいくら口で説明しても見たこともないのですから想像もつかないでしょうね。
おまじないの人形と言うと、
映画のチャイルドプレイに出てくるチャッキーを思い出すかもしれません。
そんなに怖い人形じゃないと言うことをわかってもらうためにも、
目の前で作って見せるのが良いかもしれません。
てるてる坊主の材料はテッシュペーパーか布ですね。
この説明に使う単語としては、
『人形』は『doll』テッシュペーパーは『tissue papers』
〜で作られたは『created with』ですね。
他に手作りのを入れたければ『hand-made』を使えば手作りのとなります。
あとは材料を用意して一緒に作ってみましょう。
日本の文化に触れた思いで外国人の方もきっと喜ぶと思います。
まとめ
てるてる坊主の風習のない英語圏の方に英語で説明するのは大変ですね。
押さえたい単語としては
『paper doll』『fine』『charm』の3つの単語でしょうか。
紙で作ったおまじないの人形とわかります。
あとは、『pray for fine weather』とつければ晴天を祈願するとなり、
てるてる坊主の説明になります。
言葉で説明しながら、一緒に作って見ましょう。
テッシュペーパーでも布でも用意して、
絶対晴れて欲しい時に作って吊るしておく人形だと、
日本の風習を伝えるのも楽しいものですね。
外国人の方も喜んで作ってくれると思います。
日本という国をもっと好きになるように日本の風習のあれこれを紹介してみたいですね。
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