横浜は開港したのは何年前?横浜観光する人ここは必見!

スポンサーリンク

 

横浜が開港したのは今から159年前の1859年7月1日です。

安政6年6月2日であったことから、横浜市では6月2日を開港記念日としています。

 

そんな横浜港が開港してから、現代の姿になるまでの歴史を見学できる、

オススメの観光場所!それは「横浜開港資料館」です。

 

初めての横浜旅行で、まずは、「横浜開港資料館」は必見!

横浜の歴史を知って、きっと何倍も、横浜観光が楽しくなるはずです。

 

 

 

 

最近行われた記念事業は2009年の開港150周年

 

横浜港で最近行われた記念事業で、まだ記憶に新しいことは、

2009年の開港150周年を記念して行われた「開国博Y150」です。

 

「開国博150」の愛称で行われた「開国・開港Y150」は

2009年4月28日から9月27日までの153日間開催された地域博覧会です。

 

1859年の開港から、開港50周年、

開港100周年と大きな節目の際には続いてきた大きなイベントで、

横浜港が今に至るまでの、歴史を振り返ったり、先人たちに感謝をしたりと、

横浜市全体が、開港を記念し大きな催し物を行いました。

 

 

 

国際港湾都市までの道のり

 

今では、近隣に大きなビル群が立ち並び、観光名所も増え、

とても煌びやかな横浜港ですが、実は港が開港する数100年前までは、

「横浜村」と呼ばれる、人口わずか数百人の海辺の村でした。

 

横浜村が現代の国際湾岸都市になる始めのきっかけは、

歴史の教科書でもおなじみの、「ペリーの黒船来航」です。

 

1853年アメリカ東インド艦隊司令官のペリーが軍艦4隻を率いて、浦賀に来ました。

この時の、ペリーの目的は、「日本の鎖国政策の解除」と「貿易の拠点港の開港」です。

 

当時の日本は、鎖国の真只中で、初めて見る黒船に、

村民たちは興味と不安を抱えていました。

また、幕府側もその時の将軍であった徳川家慶が病に倒れていた為、

アメリカの要求に「すぐに返事はできない。」と決断を延ばしたとの記録もあります。

 

その後、江戸幕府は、1858年にペリーの要求に応じ、

日本はアメリカと、日米修好通商条約を結び、長年続いた鎖国を解除し開国します。

そして、1859年7月1日(安政6年6月2日)に横浜港は開港します。

 

実はこの時、アメリカ側の拠点港の候補地の中には、横浜は入っていませんでした。

しかし、江戸幕府が「条約締結のゆかりの地であること」や

「江戸からの距離の優位性」をアメリカ側に訴え、

半ば強引に開港場を作ったことも現在の場所に横浜港があるきっかけです。

 

開港してから、横浜港の発展は著しく、ここから半世紀の間に大きな変化を遂げます。

1889年、市政が施行された頃から、本格的な近代港としての整備が進みます。

 

さらに1911年には、港としての基盤はすっかり整備され、

新港ふ頭の埋め立てが始まったり、横浜から川崎にかけての海岸は、

工業用地として整備が進み、工業地帯としての発展もありました。

 

このような著しい発展の中で、全てが順調と思っていた矢先、

1923年に起きた、関東大震災によって、

横浜港は建物が壊滅し大きなダメージを受けてしまいます。

 

しかしながら、横浜港は昭和の初期までに、大半の修復作業が完了し、

驚異的な速さで復興を遂げます。

 

さらに、1950年10月21日に、「横浜国際港都建設法」という法律により、

貿易の中心港として、また、京浜工業地帯の工業港として、

東京の外港として更なる発展を遂げ、現在の横浜港に至ります。

 

 

 

横浜開港資料館へ行ってみよう

 

横浜港が、現在の国際港湾都市になるまでの発展の様子を知るのに

特にオススメな場所は、「横浜開港資料館」です。

 

横浜開港資料館では、横浜の歴史に関する資料を一般公開しており、

ペリーの来航から、現在の国際貿易港になるまで、

そして、横浜が、横浜村だった時代から、

現在の都市へと発展していく過程がよくわかります。

 

横浜開港資料館は、1931年に英国総領事館として建てられましたが、

1972年に領事館としての業務が終わった後、1981年に現在の資料館となりました。

 

また、横浜開港資料館の場所は、「日米和親条約」が結ばれた場所でもあり、

ペリー来航時の画にも載っている、たますくの木が植えてあります。

 

この、たますくの木は、関東大震災や大火にも耐え抜き、

変わりゆく横浜を、ずっと見続けてきた、生き証人とも言われている木です。

 

横浜開港資料館には、当時の新聞の記事や文書資料、写真などの資料が、

たくさんある為、じっくり見学したい場合は、余裕を持って1時間くらい

の見学時間をとっておいた方が良いでしょう。

 

また、定休日が月曜日ですので、事前にチェックして見てくださいね。

 

 

まとめ

 

横浜と聞くと、都会的なイメージが大きいですが、

数100年前は村だったことにとても驚きますよね。

 

また、横浜港が開港するにあたり、先人たちの活躍には本当に頭が下がります。

 

横浜港の歴史を知った上で、横浜の観光に行くと、

何倍もの発見が増えそうですよね。

初めての観光にまずは「横浜開港資料館」に行ってみてはいかがでしょうか。

 

 

 

 

コメント

タイトルとURLをコピーしました