シュノーケリングを初心者でも楽しむコツは、
「必要な道具を揃えること」と「安全におこなうこと」の2点!
かならず必要な道具とはシュノーケルとマスクで、
フィンは必ず必要なわけではありませんよ。
フィンが必要かどうかは、あなたがどんなシュノーケリングをしたいかによるのです。
ウエアもじつは、お手持ちの洋服やスポーツウエアで充分!
そして何より耳寄りな情報は、シュノーケリングに必要な道具は、
大抵レンタルで対応できるということ。
さて今回は、シュノーケリングを始めてみたい初心者のあなたが、
知っておくべきポイントをご紹介!
揃えるべきアイテムから遊泳のポイントまで
シュノーケリング初心者の方に必要な情報をくまなく載せてみましたよ。
シュノーケルに必要なものって?まずはレンタルでお試ししても!
シュノーケリングをするうえで欠かせないものは、以下の四点。
ただしここでご紹介する四点はレンタル対応をしている場合がほとんどです。
個人的には、揃えるにはお金がかかることですし、
まずは、レンタルして実際にシュノーケルをしてみて
「これなら続けたい」とか「頻繁に使うかも」と
思ってから購入するのでも遅くはないと思いますよ。
シュノーケル
水中で呼吸が出来るように使う装置のことです。
J型のパイプにマウスピースがついています。
マウスピースとは逆側の先端を水上に出すことで呼吸をすることができます。
マスク
上記のシュノーケルを取り付けることが可能な水中ゴーグルです。
ようするにシュノーケルとセットになっているということですね。
このマスクを選ぶときはサイズが重要で、
サイズが合わないとゴーグルに海水が侵入してきたり曇りの原因になってしまいます。
購入する際もレンタルする際も、サイズは慎重に選んでくださいね。
ちなみに目の悪い方はコンタクトを装着するか、度付きのゴーグルを装着します。
フィン
いわゆる「足ひれ」のことです。
「フルフットタイプ」と「ストラップタイプ」の二種類があります。
「フルフットタイプ」とは、その名の通り足全体をすっぽりと入れて、
履いて使うタイプのフィンです。
「ストラップタイプ」とは、足の甲の部分だけを入れ、
かかと部分はサンダルのバックストラップのように固定するタイプのフィンですよ。
ウエア
こちらもなくてはならないアイテムですね。
本格的に最初からウェットスーツを用意するのもおススメです。
なぜならシュノーケリングからだんだんスキューバダイビングへ移行する場合、
ウェットスーツが必需品となってきますし、
「ケガをしにくい」や「日焼けによる火傷を防ぐ」という点では、
ウェットスーツを着ているにこしたことはないからです。
以上の四点はシュノーケリングのツアーや現地の海の家などでは、
必ずと言ってよいほどレンタル対応しています。
シュノーケリングも向き不向きがあるので、
先述した通まずはレンタルで試してみて
「やっぱり購入しよう」と決断した段階で購入しても遅くはありません。
例えば「シュノーケリングは楽しいけれど一年に一回くらいしか来れないな」
という場合もレンタルで充分かと思います。
そして購入する場合には、スポーツ用品店やインターネットショップで
「シュノーケル、マスク、フィン」の三点セットで市販されている場合がほとんど。
もちろん「シュノーケル、マスク」の二点セットでも市販されており、
価格はだいたい2,000円から高いものでも
7,000円くらいの価格帯で意外とリーズナブル。
いずれにしても、道具はあなたに合った用意の仕方をしてくださいね。
フィンは必要?シュノーケルの時の準備物とあると便利なグッズ
シュノーケリングにフィンが必要かどうかは、
まさに「どのようなシュノーケリングをしたいのか」次第です。
そもそもフィンとは泳ぎのスピードをサポートするための道具。
最初は水面をプカプカと浮かびながら楽しむだけで充分という場合には、
フィンは必要ありませんし、
せっかくなら広範囲を遊泳してみたいという場合には、
フィンがあることでサポートになることでしょう。
ツアーに参加するならそのガイドの方に
「どのようなシュノーケリングをするのか」を聞いたうえで、
実際にフィンが必要かどうか確認するのがいちばん確実な方法と言えますね。
ちなみに前の項でフィンには2種類あるとお伝えしましたが、
用途によってどのようなメリットがあるのかをそれぞれご紹介いたしますね。
フルフットタイプ
足全体をすっぽりと入れてしまうので、水をキックする際の一体感が格別です。
スピード感のある遊泳を楽しみたい方はこちらのフィンがおすすめ。
また素足で履くので、長時間に及ぶシュノーケリングにも最適です。
ストラップタイプ
足の甲のみを入れて履きかかとはストラップでホールドするので、
リンブーツを履いている上からでも装着することが可能です。
シュノーケリングのさいは岩場や砂浜に頻繁にあがったりと、
着脱を繰り返すかんじのシュノーケリングに最適です。
またお子さんの場合、足が大きくなりサイズが変わっても、
装着が可能という利点もありますよ。
フィンの他にも、シュノーケリングに無くてはならないアイテムと
「あったら便利!」というアイテムもご紹介しますね。
タオル
言わずもがなですが、海から上がった時に必ず必要になります。バスタオルサイズの大判のものとフェイスタオルなどの小さなもの、二種類あると便利でしょう。
浮力になるもの
「浮き輪、ライフジャケット、シュノーケリングベスト」などの、
初心者の方は万が一に備えてライフラインになるような浮力になるものを用意しましょう。
こちらもツアーに参加する場合はレンタルしていることがあるので、
事前の確認をしておいてくださいね。
水道水を入れたペットボトル
海から上がった際にシャワーがなかったり、
あるいはシャワーブースが激混みだった際には、
体についた海水や砂を洗い流せる水があるととても便利です。
大きなペットボトル一本あるだけでもずいぶん違うものですよ。
簡易シャワーのついた専用のタンクもあります。
グローブ、軍手、絆創膏
長時間水に浸かっていると、思っている以上に肌がやわらかくふやけてしまうものです。
せっかくなら生き物を見つけたりしたときには触ってみたりしたいですよね。
シュノーケリング用のグローブがなくても軍手をつけているだけで、
大分ケガの防止になります。
万が一のケガに備えて絆創膏も用意しておくと良いでしょう。
防水用スマートフォンケース
これがあれば写真や動画の撮影が可能です。
水中に持ち込むためのケースも市販されていますよ。
ちなみに専用のケースでなくともジップロックなどの、
密閉が可能な保存袋でも代用が可能です。
シュノーケリング初心者の心得!楽しむために必要なことって?
シュノーケリングの基本は「浮く」ことと「呼吸」、この二点です。
なんだか当たり前のことのように聞こえますが、
じつはこの二点がシュノーケリングをするうえで重要かつ最大のポイント。
シュノーケルやフィンなどの装置をつけていては意外と浮かぶことも難しいものなのですよ。
またシュノーケルでの呼吸は練習なしでは難しいもの。
こちらの項ではこの重要な2点にくわえ、
シュノーケリングを初めてでも楽しむためのポイントをお教えいたしますね。
浮く
まずはただ海上に浮かぶことから始めます。「泳ぐ」前にまず「浮かぶ」のです。
最初から泳ぐことを意識してしまうと、
装着している道具などに気を取られ全身に余計な力が入ってしまい、
上手に浮かぶことすらできなくなってしまいます。
とくに肩と首の力を抜き、まずは波のリズムに身体をゆだねるようにしてください。
呼吸
シュノーケリングの基本の呼吸は口のみでの呼吸。
鼻で呼吸をしてしまうとマスクが曇って視界が悪くなり、
またマスクへの浸水の原因にもなります。
大切なのは「口のみでゆっくりと深い呼吸を繰り返す」こと。
浅い呼吸だと、シュノーケルの筒内に吐いた息が残ってしまい、
いわゆる過呼吸の状態に陥ってしまいます。
海に入る前に必ず水のない環境でシュノーケルを付け、
口での深呼吸の練習をおこないましょう。
泳ぐときのキック
「浮かぶ」ことと「呼吸」することに慣れてきたら、つぎはいよいよ泳ぎ方のコツです。
泳ぐときのキックのコツは、
「膝を曲げず足の甲を伸ばして」かつ「ゆっくりとおこなう」ことです。
水中は、ただ居るだけでもとても体力を消耗します。
キックを2~3回しては休む、また2~3回しては休むを繰り返すことがコツです。
とくにフィンを付けた状態ならこのくらいのペースで充分に遊泳を楽しむことが可能です。
必ず2人以上で
手軽でカジュアルにできることから、
じつは事故が発生する確率も高いシュノーケリング。
油断は禁物です。
生存確認の意味合いでも必ず2人以上でおこないましょう。
また時計を確認しながらおこなうことも重要で、
「何分おきに顔を上げる」という約束もしておきましょうね。
日焼けに注意
シュノーケリングの最中は、いわば海上でずっとうつぶせ寝の体勢でいるわけです。
遮るもののない海上で常に体をさらしているわけですから、
高確率で体の後ろ半分を日焼けしてしまいます。
短時間のシュノーケリングでは水着でも問題ありませんが、
ウェットスーツを着ないのなら怪我の防止のためにも、
個人的にはスポーツウエアを着用することをおすすめします。
「軽くて丈夫、水を吸いにくく乾きやすい」という利点をいかしましょう。
またUVカットの機能を備えたスポーツウエアならば、
より日焼けによる火傷を防いでくれますよ。
まとめ
シュノーケリングを楽しむためには、
まずいちばん最初はシュノーケリングツアーに参加し、
インストラクターの指導を受けることを強くおすすめします。
ツアーなら必要な道具もレンタルで対応してくれますし、
なにより安全です。
一度プロにレクチャーを受けておけば道具の使い方や遊泳の仕方、
安全の確保の仕方もきちんと学べますよ。
自己流でシュノーケリングをおこない万が一のことがあっては大変ですものね。
とはいえ正しい方法でおこなえば、
老若男女どなたでもカジュアルに楽しめるシュノーケリング。
この夏は親子三代でチャレンジしてみても良いのでは?
コメント