パレオの巻き方から教えます!タヒチアンダンスできれいになろう

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タヒチアンダンスではとくにパレオを「腰に巻く」という印象がありますが、

巻き方次第であらゆる着こなしができます。

 

例えば…

・腰に巻いてスカートのようにする

・胸に巻いてトップスのようにする

・首のうしろにかけてホルターネック風にする

・長さをフルに生かしてワンピースのようにする

 

腰に巻いてスカートのように着こなすにも長さや巻き方にアクセントをつけてみたり、

体系で自信がない箇所を上手にカバーできたり。

せっかくならあなた好みの巻き方で着こなしたいですよね。

 

今回の記事では、タヒチアンダンスがどのようなスタイルのダンスなのか?

またレッスンにも衣装にも使えるパレオの上手な巻き方のコツやポイントは?

タヒチアンダンスを始めたあなたに知っておいていただきたい情報をご紹介していきますよ。

 

 

 

 

タヒチアンダンスってどういうもの?どんなスタイルのダンスか知っておこう!

 

タヒチアンダンスはフラダンスのルーツとなった民族伝統舞踊。

本来は「Ori Tahiti(オリ タヒチ)」と呼び、

コミュニケーションやボディランゲージによって、

思いや祈りを伝えるという意味を持っています。

 

情熱的な思いのたけであったり、神への祈りだったり、

人間の内にある思いやテーマをダンスをとおして伝えるわけですね。

 

そして昔タヒチには文字が存在せず、そのため親が我が子に言葉を教えるときは、

手話のようなボディランゲージで表現し教えていました。

 

これらの伝統を受け継ぎ、タヒチダンスでは「

見ている人に思いを伝える」ということに重きをおき、現代に受け継がれているようです。

 

タヒチダンスには大きく分けて

「アパリマ」と「オテア」と呼ばれる二種類のダンスがあります。

 

まず「アパリマ」とは、少し前にお伝えした

「手話のようなボディランゲージ」をダンスにしたもの。

 

「アパ」は「動き」を、そして「リマ」は「手」を意味します。

 

自然や思い、神話をモチーフにした比較的ゆったりした音楽にのせて踊り、

しなやかな手の動きが特徴的なダンスです。

ゆったりとしたフラダンスにとてもよく似ています。

 

つぎに「オテア」とは、テンポの速いパーカッションのビートにのせて踊るダンスです。

一般的に広く知られるタヒチアンダンスはこちらのオテアの方ではないでしょうか?

 

オテアを踊る時にも楽曲に必ずテーマがあり、

そのテーマを激しいパーカッションとダンスで見ている人や神に伝えるのです。

 

常に膝をかるく曲げ下の方に重心をおき、

上半身を固定させて腰だけを前後左右、八の字に激しく動かす大胆な動きが特徴的。

 

オテアは日本にもすごく浸透してきていて、

美容や健康のために始めてみる方も多いのでは?

 

アパリマ、オテア、どちらのダンスもなにより踊り子さんが楽しむことが重要で、

自分の中にある何かを伝えるように踊ることがタヒチアンダンスの真骨頂なのです。

 

 

タヒチアンダンスの衣装と言えばパレオ!パレオってどんなもの!?

 

タヒチアンダンスといえば、パレオ。

それもそのはず、パレオはもともとタヒチの民族衣装で、

現地の言葉で「巻き付けるスカート」という意味を持ちます。

正しくは「パレウ」と呼びますよ。

 

一枚の長方形の布で、一般的に幅は180センチ前後で

長さは100センチ前後です。

 

女性ならではの腰の動きが最大の特徴であるタヒチアンダンスでは、

腰に巻いて踊るのが主流。

 

なぜなら、この腰の動きをより誇張してくれるアイテムだからです。

 

本場タヒチではパレオももちろんのこと、腰の動きを最大限に引き出すために

「グラン・コスチューム」という植物の葉などで作った

ボリュームのあるスカートを纏いダンスをします。

 

細いウエストとボリュームのある腰回りとのコントラストが、

タヒチアンダンスの要というわけですね。

 

これらの理由からタヒチアンダンスを踊るときには腰巻が主流となっていますが、

民族衣装としては胸元から巻き付けワンピースのように着こなすのが一般的。

 

その他にも昨今では、冒頭でお伝えしたとおりトップス風に着こなしたり、

首にかけてホルターネック風に着こなしたりと、一枚の布だけれど形の作り方は自由自在。

 

次の項では、あなたのお好みや用途にあわせたさまざまな巻き方を

詳しくご紹介していきますね。

 

 

 

 

タヒチアンダンスのパレオの巻き方!何通りにも着ることができる!

 

巻く前にまずは、あなたがどれくらいの長さで巻きたいのかを決めましょう。

ロング丈で着たいのならば長さをフルに使います。

ショート丈やミディアム丈で着たいのならばあらかじめパレオを折りたたんで二重にし、

お好みの長さに調整してくださいね。

 

腰に巻いてスカートのようにする

 

ではまずは、タヒチアンダンスで主流の腰に巻く方法からご説明いたします。

パレオの上端を腰に当て、右端と左端を前かサイドで結ぶだけ。

縛る布をたっぷりと取りふわりと結ぶとよりボリュームが出て、

腰の動きをキレイかつダイナミックに見せてくれます。

 

腰に巻き付ける前に、パレオの上端をグルグルと何回か巻き込んで、

ロープのようにしておくと共布のベルトのようになり、

また結びやすくもなりますよ。

 

パレオの端と端を結ぶのではなくヘアゴムなどで縛ってしまっても大丈夫。

また個人的には、ダンスの途中でずり落ちてしまうのを防ぐために、

巻いたパレオの上端をアンダーウエアに挟み込んでしまうのがおすすめ。

 

または幅の広いゴムをベルトのような輪っかにして、

パレオの上から履いて隠してしまってもずり落ちを防止してくれます。

 

胸に巻いてトップスのようにする

 

先述した腰に巻くパレオを同じ要領で胸に巻けば、

チューブトップのトップスのような仕上がりになります。

結ぶのではなく端と端をヘアゴムで縛って、

余った布を大きなリボン結びにすれば胸のボリュームもアップします。

 

チューブトップ風ではなくワンショルダー風に巻くこともできます。

パレオの上端の真ん中あたりを左か右の脇に当て、端と端は反対側の肩の上で結びます。

 

こちらも結ぶのではなくヘアゴムで縛ってしまえばリボン結びもできますし、

縛ってそのまま布を垂らしておけば、

右肩が大きく隠れる袖つきのトップスのような着こなしができます。

 

お腹周りが気になる方はカシュクール風に巻くこともできますよ。

パレオの対角線上にある端と端をあらかじめ結んで輪っか状にしてしまいます。

できた輪に頭を通し、余った角と角をお腹の前で一度交差させ、

そのまま背中にもっていき結べば、

お腹の辺りがフワリとしたカシュクールトップスのような着こなしに。

 

首のうしろにかけてホルターネック風にする

 

こちらも首にかけてしまうので、ずり落ち防止にはうってつけの方法。

パレオの上端の真ん中を背中に当て、

きの下を通って胸の真ん中で端と端を結ぶか、ヘアゴムで縛って固定します。

結んで垂らした布をねじりロープのようにして首の後ろで結べば、

ホルターネックのような着こなしに。

 

または胸の真ん中で結ばず、グルグルとねじりロープのようにして交差させて、

そのまま首の後ろで結んでもホルターネックになりますよ。

 

長さをフルに生かしてワンピースのようにする

 

こちらもいちばん簡単な巻き方は、

 

やはり腰巻のように端と端を胸の真ん中または脇の辺りで結んでしまう巻き方。

つまりは先述した「トップスのようにする」巻き方を、長さをフルに使って巻く方法です。

 

よりドレスライクなワンピースにしたいのなら、

サイドスリットワンピースのような巻き方がおすすめ。

パレオの上端の真ん中を背中に当て、わきの下を通って胸の真ん中で端と端を結びます。

そのままグルリと結び目を背中にまわします。

 

ウエストの辺りで布を少し持ち上げ、今度は腰のサイドで結びます。

こうするとサイドのスリットの入ったワンピースのような仕上がりになりますよ。

 

 

 

 

まとめ

 

いかがでしょうか、せっかくタヒチアンダンスを始めたならば、

あなた好みの素敵なパレオを付けて踊りたいですよね。

 

レッスンでも言えることですが、

衣装というのはパフォーマーのモチベーションを上げてくれるという役割も担っています。

 

タヒチアンダンスでは特に、

キレイに踊ることよりも「踊り手の思いを伝える」ということが重要になってきます。

 

思いを観客に伝えたいならば、踊り手であるあなたがまず楽しまなきゃいけないですものね。

 

あなたをいちばん素敵にみせてくれるパレオの巻き方を見つけてみてくださいね。

 

そしてダンスをするときに要になるのは「地面を捕らえること」。

とくにタヒチアンダンスのような民族舞踊では土との関係が密接で、

足の裏全体で地面を捕らえ、土のパワーをもらうように踊ることが、

重心をしっかりととるコツになります。

 

これはジャンル問わずあらゆるダンスに言える事なのでぜひ覚えておいてくださいね。

 

 

 

 

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