衣替えをする人必見!洗濯して乾燥するだけでダニ被害減少が発覚!

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気温が暖かい日が続き、そろそろ衣替えの準備をしようかなと思う機会が増えました。

衣替えの時期になるとついつい気になるのが、

「衣替えをした服はそのまま着ても大丈夫…?」と考えることがあります。

 

それ!!完全にNGです!

肌荒れやアレルギーなどの原因のダニ被害にあいますよ!

 

「洗濯して乾燥するだけでダニ被害が減少する」ことがわかりました。

では早速、詳しく見ていきましょう。

 

 

 

 

ダニの驚く生命力

 

ダニには様々な種類がいますが、中でもアレルギーの原因となるダニは、

水につけても、空気の薄い窒息状態にしても、

強い風で吹き飛ばしても、吸い込んでも全く死なない!という話を聞いたことがあります。

 

目には見えない程小さいのに、最強。驚くべき生命力の持ち主です。

 

ダニは私たちが生活している、あらゆる場所に生息しています。

特にダニが最も好む環境は、「高温で多湿の場所」です。

気温が20度〜30度、湿度が60%ほどの場所で、

まさに、これから迎える、梅雨から夏までの6〜8月頃に大量発生します。

 

そんなダニは、どのくらい生きるの?と気になりますよね。

ダニは2〜3日で卵から孵化し、約40日で成虫になります。

そして、人間の体から出る、汗やフケや皮膚のカスをエサとして約2〜3ヶ月間生存します。

 

そして、この一生のうちに、メスのダニは1匹で50個〜100個卵を産みます。

この卵が、2〜3日で孵化することを考えると…

1シーズンの間にダニの数はおよそ5〜6倍になります。

ダニは適した環境があれば、ネズミ算式に増えていきます。

 

家の中でもダニの3大生息地である

・ソファー

・絨毯

・布団や毛布

 

ある研究によると、古い毛布には、平均30万匹〜70万匹のダニがいるとのこと。

普段生活している空間に、目には見えなくても数万匹の生き物がいると考えると、

なんだかゾッとしますよね。

 

 

 

洗濯はダニの死骸やフンを落とす効果がある

 

アレルギーの9割はダニが原因。と言われる程ですが、

ダニによるアレルギーは、生きているダニによる影響が強いように思われがちですが、

意外なことに、「死骸」や「フン」に大きな原因があります。

実は「死骸」や「フン」の方が、強力なアレルゲンを持っているのです。

 

この強力なアレルゲンである「死骸」や「フン」を落とす効果があるのが、洗濯です。

 

生きているダニは、洗濯では洗い落とせません。

なぜならは、生きているダニは足先に爪や吸盤のようなものが着いていて、

その爪や吸盤を衣類や毛布などの繊維に絡ませてしがみついています。

そのため、洗濯の水流では十分に生きているダニを洗い落とせません。

 

一方、死骸やフンは爪や吸盤の機能が低下しているため、

水流で洗い落とすことができます。

 

衣替えの際に注意したいのが、前のシーズンの収納前に洗濯したからといって、

衣替えをしてすぐに衣類をそのまま着るのは危険です!

 

長い間ずっとしまいこんでいた衣類には、しまっていた期間中に繁殖したダニや

ダニの死骸やフンが着いているからです。

これが衣替えの後の、かゆさ、肌荒れ等のアレルギーの症状に繋がっています。

 

最近では、暖房器具や家の中の設備が整い、

知らず知らずのうちに、冬でもダニが繁殖できる環境が整っています。

 

そのため、長い期間しまっておいた衣類は、実際に着る前に

一度洗濯をして、死骸やフンを洗い流しアレルギーが発症する原因を防ぎましょう。

 

 

 

乾燥はダニの繁殖時間を減らしてくれる

 

ダニは小さな身体ながら、環境の変化にとても強い生き物です。

この、驚くべき生命力を持つダニを死滅させる方法は、

・ダニの幼虫、成虫は50度の熱に20分以上さらす!

・ダニの卵は、62度以上の熱に2時間ほどさらす!

の2つです。ダニは高温には弱い生き物です。

 

ではどのようにして、「乾燥」させるのか?の方法ですが、

自宅で手軽に簡単にできることは、

「スチームアイロンをかけること」と「乾燥機」を使うことです。

 

「天日干し」もダニの防止には繋がるのですが、

布団の表面は50度近くまで温度は上がるものの、奥にはなかなか浸透しにくく、

乾燥している間にダニが布団の奥に隠れてしまいます。

そのため、あまり効果的とは言えません。

 

もともと、ダニは高温多湿を好むため、ジメジメとした時間をできるだけ短く、

早く乾かすことが重要です。

 

また、乾燥させダニを死滅させた後には、

死骸やフンを洗濯で洗い落としたり、洗えないものは掃除機で吸引したりするなど、

完全にアレルゲンを除去することがポイントです。

 

そして、最もオススメな方法は、

コインランドリーの「高温乾燥機」を使用することです。

コインランドリーの高温乾燥機は80度〜120度と自宅ではなかなかできない、

高温で一気に乾燥できることから、

ダニを一気に死滅させ、死骸やフンも洗い流せる効果があります。

 

ただし、コインランドリーや乾燥機を使用する際には、

洋服のタグのチェックを忘れずに行なってくださいね!

 

 

まとめ

 

ダニは思っていた以上に生命力が強く、

洗濯だけでは生きているダニは完全に除去できないこと、

さらに、高温でないとダニは死滅しないことがわかりました。

 

洗濯や乾燥はダニ被害を減少できるので、今年の衣替え時には、

一気にまとめてコインランドリーで洗濯と高温乾燥機を使用するのも良さそうです。

ダニ被害かな?と思ったらぜひ実践して見てくださいね。

 

 

 

 

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