カセットコンロで焼肉をフライパンで行う上で絶対注意したい3点紹介

スポンサーリンク

 

ホットプレートを使うよりも断然お手軽な

「カセットコンロ×フライパン」でおこなう自宅焼肉!

とくに一人暮らしの場合はとっても重宝しますよね。

しかし以下の点を必ず注意してください。

 

・カセットボンベを装填する部分に覆いかかるような大きさのフライパンを使わない

・過熱防止安全装置が搭載されているカセットコンロを選ぶ

・カセットガスは温度が高い場所で扱わない

これらを注意しなければいけない理由は、過熱による爆発事故を防ぐため。

じつはカセットコンロは、お手軽ゆえに事故の発生率が非常に高いのです。

 

今回は、カセットコンロを安全に使用するために絶対知っておいていただきたい注意点を、

その原因や理由もふまえて詳しくお伝えいたします。

 

 

 

 

コンロを覆うような大きなフライパンは使用しない

 

大きすぎるフライパンの使用が危険な理由は、爆発の危険性があるため。

カセットボンベを装填する部分にフライパンが覆いかぶさると、

カセットボンベ本体に熱が伝わってしまいます。

 

カセットボンベ自体を加熱してしまい温度が上がり続けると、

ボンベ内の圧力が上がりやがて爆発してしまうのです。

 

スプレー缶などをゴミに出すときには必ず穴をあけてガス抜きをしますよね?

あれは収集所で処理をする際に過熱による爆発を防ぐためにおこなっているのです。

 

毎年何件かガス抜きを怠ったスプレー缶がゴミ処理場で爆発してしまう

事故がおこっていますが、原理はあれと一緒なのですよ。

 

どうしても卓上で大きなフライパンを使用したい場合は、

カセットコンロにフライパンをのせて調理するのではなく

大きめのホットプレートを使用することを強くおススメいたします。

 

またカセットコンロに関する事故で多いのが

「コンロを複数台並べた上に大きなひとつの鉄板をのせる」という案件。

 

このような事故も、大きすぎるフライパンで

カセットボンベを加熱してしまうことと同じ原理で起こる事故なのです。

 

両方とも絶対にやらないようにしてくださいね。

 

 

 

 

過熱防止安全装置付きを選ぶ

 

カセットボンベが爆発する事故を防ぐためには、

安全装置の機能を搭載したカセットコンロを選ぶようにしましょう。

 

前の項でもお伝えした通り、そもそもカセットボンベの爆発は何らかの要因で

ボンベ自体の温度が上がり、ボンベ内の圧力が上がってしまうことが最大の原因です。

 

ですのでカセットボンベの過熱を防ぐ安全装置が搭載されていれば

事故を未然に防ぐことができるということですね。

 

この「過熱によるボンベ内の圧力上昇を防ぐ安全装置」

のことを「圧力感知安全装置」と言います。

 

ボンベが異常に熱くなり、ボンベ内の圧力が一定値を超えると

自動的にガスの供給を遮断する仕組みになっています。

 

家庭用の据え置き型ガスコンロの安全面における規制が厳しくなってからは、

市販されているほとんどのカセットコンロにも安全装置が搭載されるようになりました。

 

しかし、商品によっては安全装置が搭載されていないものが市販されていたり、

ガスコンロの規制が厳しくなる以前に発売されていたものだと

搭載されていない可能性があったりします。

 

カセットコンロを新しく調達するさいには、安

全装置が搭載されていることを確認したうえで購入することを強くおススメいたします。

 

また既に持っているカセットコンロを使用するさいには、

念のため取扱説明書などで安全装置がきちんと搭載されているかどうかを

確認するようにしましょう。

 

 

 

 

室温とカセットガスとの温度に注意する

 

室内や車内の温度が40℃近くになってしまうと爆発の危険性が高まります。

とくに真夏の車内は70℃を超えるとんでもない高温になるので絶対に車内に置きっぱなしにはしないでくださいね。

 

冷暗所での保管が基本だと思っておいてください。

また室温自体は低くとも、暖房や稼働しているガスコンロの近くに置いておいても

カセットガスが過熱され、爆発の危険性があるので注意が必要です。

 

また万が一カセットガス内のガスが漏れるという事態になった場合には、

室温が高いとあっという間に充満してしまいます。

 

ここに静電気でも発生してしまったらもう一発アウト。

 

脅かすつもりは毛頭ないのですが、ガ

スを扱うということは危険が隣り合わせということを絶対に忘れてはならないのです。

室温にも十分気をつけてくださいね。

 

 

 

 

まとめ

 

持ち運びもできて使用する場所を選ばないカセットコンロはお手軽で

とっても便利なアイテムですよね。

しかし冒頭でもお伝えした通り、お手軽ゆえに事故が発生しやすい一面も

持ち合わせているのです。

 

日本では規模の大小おりまぜて毎年100件近いカセットコンロの事故が発生しています。

 

なかには死傷者を出してしまうような事故もふくまれているのです。

 

とくに一人暮らしの場合だとどうしてもマンションやアパートなどの

賃貸物件の住まいが多いかと思いますが、

事故を起こしてしまった後の二次災害も怖いもの。

 

 

大きな爆発になると火事の被害が広がる危険もはらんでいます。

常識ある社会の一員として、カセットコンロを使用するときには

今回ご紹介した注意点をかならず守るようにしてくださいね。

 

 

 

 

コメント

タイトルとURLをコピーしました