ご自宅でのバーベキューパーティを成功させるポイントは、
・絶対にマナーを守る
・火おこしで手こずらない
・必要な物をきちんと用意しておく
以上の3点です。
とくに念願かなってマイホームを購入し、
ホストファミリーとしてお友達を招待するとあっては、
格好よくおもてなししたいというものですよね。
「是非またやりましょう!」と言われるような、
ご家族にもお友達にも楽しんでもらえるパーティにしたいものです。
今回はそんな頑張るあなたをサポートするべく、
ご自宅でのバーベキューパーティに必要な物リストや、
マナーを守るうえでのご近所付き合いのコツなど、
ぜひとも知っておいていただきたい情報をくまなく載せてみましたよ。
まずご近所に迷惑をかけないように心がけよう
庭先でバーベキューをおこなうさいにまず気をつけるべき点は、
ご近所さんにご迷惑をかけないようにすることです。
今回わたしも少し気になって
「バーベキュー ご近所 迷惑」
のような検索ワードで女性限定のコミュニティサイトや掲示板の書き込みなどを
調べてみたのですが、出てくるわ出てくるわ!
もうご不満と酷評の嵐です。みなさま怒っていらっしゃいます。
・煙や匂いが家の中まで侵入してきて不快だ
・知らずに洗濯物を干して外出していたので台無しになってしまった
・この騒がしさはいつまで続くの!?と思ってしまう
・隣接している屋外にひっきりなしに他人が居ると、やはり気にしてしまう
・小さな赤ちゃんがいるからなるべく控えてほしい
・せめて一言教えてくれれば、その日は出かけてしまうなどの対策ができるのに
などなど、隣人のなんの前触れもなく始まるバーベキューは歓迎されるものではありません。
だって、ご近所さんにとっては、いつもの平穏な休日が否応なしに
「非日常」になってしまうわけですからね。驚きや憤りは否めないことでしょう。
たとえ事前に一言断っておいたとしても、
はやり多かれ少なかれ不快な思いはさせてしまうようです。
なにせ煙と匂いが強烈ですからね。
これがもし隣人に無断でバーベキューをおこなってしまったとしたら…
おそらくあなたのご家族の常識を疑われてしまうでしょう。
一歩間違えば大きなトラブルになりかねません。
男性の方はあまりピンと来ないかもしれませんが、
普段ご家庭の運営を任されている奥さまにとって
ご近所問題はまさに暮らしていく上での死活問題です。
ご近所の非難の視線をあびながら肩身の狭い思いをするのは、
ご自宅にいる時間があなたよりも長い奥さまなのです。
ここはひとつ常識ある大人として、ご自宅の庭先でバーベキューをする前日までには、
せめて両隣の住民の方にひとことご挨拶をしておきましょう。
たとえ若干の迷惑をかけてしまったとしても、
事前にひとこと断りを入れておくだけで印象がかなり違ってくるはずです。
それでも奥さまがもし心配されるようであれば、手土産のひとつでも持参していったり、
「あまりにも煩いときにはご一報いただければ幸いです」
と電話番号を渡しておくのがよいでしょう。
転ばぬ先の杖です。
バーベキューの最低限準備しておきたい物リスト
バーベキューをおこなう前にまず決めておいていただきたいのは、
・自分で炭を使って火をおこし、バーベキューをするのか
・カセットコンロや電気ロースターを使ってバーベキューをするのか
この2点です。どちらを選ぶかによって準備の仕方や必要な道具がかわってきます。
ようするに、食材を焼くときの熱源をどうするのかということですね。
自分で炭を使って火をおこす
こちらの方法にする場合は、もう朝からコンロ内で火をおこしておきましょう。
お昼ちょうどくらいにバーベキューを始めるのなら
午前10時くらいから火おこしを始めても良いでしょう。
なぜなら「炭に着火する」という作業は思っている以上に難しいのです。
いちばん確実に着火させる方法は、カセットガスバーナーで炭を炙る方法。
着火剤や新聞紙を使うよりもダントツに早く確実に火をおこすことができますよ
炭に直接バーナーをあて、炎が鎮まり炭自体が赤くなってくるのを待つだけです。
炭を使って火をおこすときに必要なものは、
・炭(一時間あたり1㎏が分量の目安です)
・コンロセット、網、鉄板
・ガスバーナーまたは着火剤
・うちわ
・厚手の軍手
・火ばさみ
カセットコンロや電気ロースターを使う
じつは個人的には、庭先でバーベキューをおこなうならこちらの方法がおススメです。
ちょっと格好はつきませんが、「火おこしが上手くいかない」などの失敗もなく、
なにより煙と匂いの量が圧倒的に少なく済むのです。
昨今人気を集めているのは「無煙ロースター」で、
その名の通り煙の発生を抑える機能を搭載したロースター。
ホットプレートのように油が溜まって焼け焦げることもなく、
なかには煙を吸収するファンが内蔵されていたり、
赤外線の熱源を搭載しているものまで市販されています。
カセットコンロや電気ロースターを使用する場合に必要な物は、
・電源や延長コード
・カセットボンベ
・替えの網や鉄板
そのほか、パーティをするさいに準備しておくものは、
・日よけ、風よけのタープ
・テーブル、人数分のイス
・トング(食中毒予防のために必ず食材ごとに分けてください)
・皿、コップ、カトラリー、使い捨てが便利です
・包丁、まな板、キッチンばさみなどの調理器具
・クーラーボックス
・ウェットティッシュ、タオル
キャンプ場やバーベキューハウスでおこなうときには、
もっとたくさんの道具が必要でしょうが、
今回はご自宅のお庭先でのバーベキューなのでこのくらいの道具で充分でしょう。
あまりにアレもコレもと庭先に出しすぎると、後片付けが大変になってしまいます。
せっかくなので、「自宅の庭先」とう利点を大いに活用しましょうね。
20時を過ぎたら自宅内で飲食を楽しもう
言わずもがなですが、20時を回れば本格的な「夜間」です。
「20時なんて、こんな早くに寝る人なんか居ないでしょう」
などと聞き分けのない子供みたいなことは言わないでくださいね。
考えてもみてください。隣近所で昼間から屋外でパーティを始め、
すっかり日が暮れてもまだなおワイワイとパーティを続けられては、
どんなに温厚な人でもさすがに「いい加減にしろ」となりますよ。
それに小さな赤ちゃんや小学校低学年のお子さんが居るご家庭なら
20時はとっくに就寝時間でしょう。
パーティをしている大人の感覚からすれば20時などまだまだ序の口でしょうが、
それは当人たちにとっては「非日常」だから。
関係のない他人様に自分たちの非日常を押し付けてはいけませんよね。
こればかりは、いくら事前に断りを入れていたとしても絶対に守ってくださいね。
20時を過ぎたら一旦撤収して、ご自宅内で二次会を始めてください。
まとめ
それでは最後におさらいです。
ご自宅のお庭でバーベキューを開催する前には、
・隣近所の住民にひとこと断りを入れておく
・声の大きさや煙など、できるだけ配慮をする
そしていよいよ準備に入ります。必要な物は、
・日よけ、風よけのタープ
・テーブル、人数分のイス
・トング(食中毒予防のために必ず食材ごとに分けてください)
・皿、コップ、カトラリー、使い捨てが便利です
・包丁、まな板、キッチンばさみなどの調理器具
・クーラーボックス
・ウェットティッシュ、タオル
なお、タープを立てる場合は炭と同様早めのセッティングを強くおススメいたします。
炭を使って火おこしをするときに必要な物は、
・炭(一時間あたり1㎏が分量の目安です)
・コンロセット、網、鉄板
・ガスバーナーまたは着火剤
・うちわ
・厚手の軍手
・火ばさみ
炭は午前中のうちに着火させておくのが良いでしょう。
カセットコンロや電気ロースターを使用する場合は、
・電源や延長コード
・カセットボンベ
・替えの網や鉄板
煙の発生を防いでくれる「無煙ロースター」がおススメですよ。
そして20時を回る前には片づけを始め、今度はご自宅での二次会を楽しんでくださいね。
ここまで準備を済ませ、ご近所さんへの配慮をしておけば、
失敗なくバーベキューパーティができることでしょう。
夢のマイホームでのバーベキュー。無事成功することを祈っていますよ。
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