運転免許証は、普段の運転のための必須の携帯品なります。
それだけでなく、身分証明のための書類として利用できますので、
私たちの生活にとっては様々な場面で必要不可欠な大切なものですよね。
基本的に毎日持ち歩くものでありますから、
気づいたら落としてしまったみたい!なんてこともありますよね・・・。
大事な書類を落としてしまうと、思わず慌ててしまい、
どうしたらいいかわからなくなってしまう方も多いでしょう。
しかし、免許証は紛失しても再発行ができます。
まずは、落ち着いて再発行までの手順をしっかり踏むことが大事です。
ここでは、運転免許証を紛失してしまった際に一番にやるべきことから順番に、
再発行の手続きにかかる時間や、
再発行の際に必要な持ち物まで、詳しくお教えします!
免許証を紛失したらまず先にやるべき事は?
運転免許証を紛失してしまった場合、再発行の手続きに向かうよりも先に、
まず警察署へ向かい、遺失届を提出することを強くおすすめします。
運転免許証を紛失してしまうと、その間は車の運転ができないなど、
身の回りで不便になることがあります。
しかし、それ以上に怖いのが、運転免許証を他人に悪用されてしまうことです。
運転免許証は身分証明書としての利用ができるため、
消費者金融からの借り入れやクレジットカードの偽装など、
様々な不正の手口に利用されてしまう可能性があります。
ここで、遺失届を出しておくと、たとえばあなたの免許証が悪用されてしまった場合、
不正使用の証明をすることができ、
第三者の不正利用によるお金の支払いの責任を逃れることができるようになるのです。
この遺失届は、電話やインターネットからでも提出が可能な場合もあるので、
すぐに警察に行くことができない場合は、電話で問い合わせるか、
インターネットを使って調べてみましょう。
更新の手続きは簡単に出来るのか?
免許証を紛失してしまった場合、
なるべくすぐに再発行の手続きをするようにしましょう。
再発行をすると、新しい免許証番号が付与された免許証を手にすることになります。
そうすると、紛失してしまった方の免許証を悪用されて、
身に覚えのないお金の支払いなどを要求されてしまっても、
新しい免許証を提示することで、
紛失した免許証に効力がないことを証明することができるためです。
免許証の再発行は、免許証に書かれている住所の担当となる運転免許センター、
運転免許試験場、警察署のいずれかにて行います。
これは、必ず本人が行かなければならないので注意が必要です。
いずれも、土日祝日や年末年始などは対応していないところも多いので、
事前に確認をしましょう。
免許証の再発行の手続きにかかる時間は、
運転免許センター 運転免許試験場の場合:即日
警察署の場合 およそ1週間から3週間ほど
かかることになります。
また、運転免許センターや運転免許試験場での即日発行の場合、
早くて約1時間程度から、半日程度かかってしまうこともありますので、
時間に余裕を持って再発行に行くことをおすすめします。
免許センターなどは、再発行以外の手続きでも非常に混雑していることが多いので、
最初からある程度時間がかかることを覚悟して向かう方がいいかもしれませんね。
更新手続きの際の持ち物は?
再発行の手続きの際は、
まずはじめに再交付申請書、紛失届などの書類に必要事項を記入します。
この書類については、免許証の再発行のできる会場で用意されているものですので、
事前にこちらで用意する必要はありません。
記入が終わったら、その書類と共に再発行に必要なものを窓口に提出します。
再発行の際に必要なものは、
・証明写真(タテ3cm×ヨコ2.4cmで、撮影6ヵ月以内のもの)
・身分証明書(保険証など、本人確認と住所確認ができるもの)
・印鑑(認印でも大丈夫です)
・再発行手数料(3500円)
になります。どれか1つでも不足していると、
再発行ができなくなってしまいますので、注意してください。
最後に
運転免許証は、氏名や住所などの個人情報も記載されているため、
万が一落としてしまった場合、
拾った人によるストーカーやいたずらなどの被害に遭ってしまう事例もあります。
また、免許証を紛失している状態では、
免許不携帯の状態になるので車の運転も厳禁となります。
再発行には手間もお金もかかってしまうため、
もちろん落とさないことが一番ですが・・・
もし落としてしまっても、ここでお伝えしたような手順ですぐに手続きに進めば、
悪用被害にも合わず、すぐに再発行により新しい免許証を手にすることができますので、
落ち着いて再発行の手続きを始めましょう。
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