バーベキューなど、アウトドアでご飯を炊くときに使えるのが飯盒です。
屋外ではコンセントが使えないことも多いので、火を使ってお米を炊く飯盒が便利ですよね。
価格も安いので初めての方でも買いやすいグッズです。
しかし、飯盒って普段使う機会がないので、
上手に炊くことができるのか不安な方も多いのではないでしょうか。
ここでは、だれでも飯盒でおいしくお米を炊ける方法をご紹介します!
飯盒の美味しい炊き方3選!
飯盒でご飯をおいしく炊くコツをご紹介します。
ご紹介するコツはどれも簡単なものですので、ぜひ試してみてください。
飯盒でおいしく炊くコツ①新品の飯盒の下準備をする
新品の飯盒は、もちろんそのままで使うことができますが、
おいしく炊くために下準備をすることをおすすめします。
その下準備とは、
- 濃い目のとぎ汁で30分沸騰させることです
- 沸騰したらそのまま中のとぎ汁を冷まします
- 冷めきったら水でゆすぎます
これにより、飯盒にコーディングがされ、お米が焦げ付きにくくなったりするのです。
濃い目のとぎ汁は、いつもよちしっかりお米を研ぐことで用意できます。
飯盒でおいしく炊くコツ②といだお米は水に浸して時間を置く
お米をといだらすぐに炊き始めずに、水に浸して30分ほど置きましょう。
そうすることで、お米がしっかり水を吸収し、芯のないふっくらとしてお米を炊くことができます。
といですぐに炊いてしまったり、20分くらい置いただけでは、
芯の残った硬いご飯になってしまいます。
最低でも30分は置くようにしましょう。
飯盒でおいしく炊くコツ③炊きあがったらしっかり蒸らす
お米が炊き上がったら、新聞紙などにくるんでしっかり蒸らすことで、
よりおいしい炊き上がりになります。
ご飯は炊きあがってから蒸らすことによって、
お米の中に水分が充分に浸透しておいしくなります。
飯盒をそのまま置いて蒸らすとどうしても冷めてしまうので、
新聞紙などにくるんで密閉しましょう。
そうすることによって、よりしっかり蒸らすことができます。
蒸らすときは飯盒をひっくり返すという方法もあるようですが、
これは、ひっくり返すことによってご飯の硬さのムラ解消することができるためです。
しかし実際は、ひっくり返してもひっくり返さなくてもそれほど大きな差は生まれません。
蒸らすという手順さえ忘れなければ充分でしょう。
炊き上がりの時間はどのくらいかかるの?
飯盒でお米を炊くと、炊き上がりまでにどれくらい時間がかかるのでしょう。
飯盒でのお米の炊き方は、
- まず弱火で沸騰させる(約10分)
- 沸騰したら、強火にする(約15~20分)
- 焦げるにおいがしてきたら、炊きあがりの合図なので火から下ろす
- 10分ど蒸らす
炊き上がりまでの時間は30分程度になります。
最初にお米を水に浸す時間や蒸らす時間を合わせると1時間弱かかることになります。
しかし、それらの時間を短縮してしまうとご飯の味に差がでてしまうので、
しっかり時間をかけることをおすすめします。
沸騰までを弱火にすることも、時間がかかって手間のように感じてしまうかもしれませんが、
ご飯を炊く際に最初に弱火で炊き始めることは、おいしく炊くポイントになります。
お米というのは、70度くらいの温度になると甘みが増えると言われています。
弱火で炊き始めることで、70度の温度である時間を少しでも長くできるのです。
そのため、お米をおいしく炊くには弱火で炊き始めて、
沸騰してから火を強めることをおすすめします。
美味しい炊き方は水の分量で決まる!
飯盒でお米を炊くときは、水の量がポイントです。
手順はしっかり守っていても、
水の量を誤ってしまうとおいしいご飯が炊けないこともあります。
飯盒には、水の分量を量るための目盛りがついています。
下の目盛りが2合、上の目盛りが4合の分量になっています。
水の量が少ないと、芯の残ったご飯になってしまうので注意が必要です。
目盛りが見えない場合は、お米に対して1.5倍の水の量が目安になります。
普段の炊飯より少し水の分量を多めにすることがポイントになりますね。
山などで標高が高いところで炊く場合は、
目盛りの通りに水を入れてもご飯に芯が残ってしまうことがあります。
目盛りよりも少し多めに水を入れるのがよいでしょう。
まとめ
飯盒でおいしくお米を炊くのは難しいイメージがあるかもしれませんが、
簡単なコツをしっかり把握していれば誰でもおいしく炊くことができます。
飯盒は、汁物の調理など幅広く使うことができます。
お手頃な価格で買えて、素材や作りも丈夫ですので、
ぜひ一度使ってみることをおすすめします。
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