姫路の人気スポットである太陽公園は、
実は福祉施設としての目的で建設されたものです。
トリックアートがあり、子どもやカップルにもおすすめスポットでありながら、
コスプレの聖地としても有名な、幅広い楽しみ方ができる公園となっています。
無料駐車場が設置されていたり、バスでもアクセスしやすく、
比較的訪れやすい観光スポットですね。
世界の名所をたくさん観光できると話題で、修学旅行でも利用される観光地ですが、
太陽公園とはいったいどのような公園なのでしょうか。
姫路の太陽公園はどんな公園か?
太陽公園は、兵庫県姫路市にあるテーマパークです。
設立者である門口堅蔵は、生涯を福祉に捧げた人物です。
その門口堅蔵が、福祉施設を観光地として作り上げたのが、太陽公園です。
太陽公園の特徴の1つは、
・「石のエリア」
・「城のエリア」
とそれぞれ呼ばれるエリアがあることです。
「石のエリア」には、世界各国の建造物や石造、遺跡のレプリカが設置されています。
「城のエリア」では、白鳥城という山城を見ることができます。
太陽公園の設立には3つの目的があります。
1つ目は、旅行をすることが難しい障害を持つ方にも、
世界旅行の気分を経験してほしいという目的です。
世界各国の建造物や遺跡のレプリカを太陽公園で見ることで、
世界旅行の気分を国内で味わうことができるのです。
2つ目の目的は、たくさんの方に、
社会福祉や障害者福祉を身近に感じてもらうことです。
福祉施設を目的とする太陽公園を観光地として設立したのは、
たくさんの方に訪れてもらい、福祉施設というものを身近に考えてもらうためなんですね。
その証拠に、「石のエリア」は、福祉施設が点在しているのが特徴に1つです。
3つ目の目的は、障害を持つ方の就労の場とすることです。
観光地はたくさんの方が訪れる場所です。もちろん運営の人やスタッフが必要になります。
障害を持つ方に働く場所を提供するために、太陽公園を観光地として設立したのです。
福祉施設として設立されながら、冒頭で述べたように、コスプレの聖地として謳われているのもおもしろいですよね。
更衣室も完全無料で、事前に問い合わせをすればコスプレ
や撮影を楽しむことができるようです。
太陽公園のおすすめは何か?
太陽公園のおすすめは、太陽公園マルクトです。
太陽公園マルクトとは、太陽公園で毎月第一日曜日に開催される市場です。
野菜や鮮魚などの地元で採れたての食材や骨董品など、さまざまなお店があります。
メダカすくいなどもでき、お子さんも楽しめる市場になっています。
太陽マルクトは、入場無料のエリアで開催されますので、
気軽に楽しむことができておすすめです。
さらに、そこから城のエリアに向かい、
白鳥城を見物するのがおすすめの太陽公園の楽しみ方です。
白鳥城は、太陽マルクスが開催される場所からモノレールで
3分というアクセスで行くことができます。
白鳥城は、ノイシュバンシュタイン城を3分の2スケールにした山城です。
ノイシュバンシュタイン城は、ドイツの南部にある城です。
ドイツ一の観光スポットとも言われ、美しすぎるお城と讃えられています。
モノレールで楽にアクセスできますので、せっかくですので美しい白鳥城を見物していくことをおすすめします。
所要時間は平均どのくらいかかるのか?
太陽公園での所要時間は、2時間以上かかるという人もいれば、
6時間は必要という人もいるようです。
たとえば、軽く散歩をしたいという方であれば、
2時間くらいで充分楽しめるのではないでしょうか。
先ほどご紹介したように、市場とあと1つそこかスポットを見物できるので
十分であれば、所要時間は2時間ほどと予想されます。
しかし、それなりに建造物や遺跡を見て回りたいのであれば、
やはり6時間以上はかかるでしょう。
全部でなくても、行ったからにはある程度の展示品は見ておきたいのであれば、
平均で6時間程度の時間を見積もっておくとよいです。
しっかり満喫したい方であれば、所要時間は1日はかかります。
たとえば、建造物などのレプリカを見て回ることに加えて、
太陽公園ではサンドブラストの製作体験などもできます。
さらに、女性限定で、民族衣装の無料貸し出しも行っています。
見るだけでなく、体験ができるのも太陽公園の見どころです。
見て、体験して、1日丸ごと楽しむこともできるのが太陽公園なのです。
まとめ
太陽公園は、たくさんのレプリカの展示があり、
全てを見て回るにはそれなりの体力も必要なようです。
そのため、服装は動きやすいい格好のほうがよいでしょう。
靴も、歩きやすいスニーカーなどをおすすめします。
国内にいながら世界1周が味わえる人気スポットですので、
1日中かけて楽しめるのも頷けますね。
レプリカといえど、その完成度が素晴らしいと評判ですので、
世界中の遺跡の圧巻の光景をぜひ楽しんでみてください。
もちろん市場や、マグカップの製作体験などもあり、
体力に自信のない方も気軽に楽しむことができるのでないでしょうか。
福祉施設として、障害を持つ方の自立支援にもなりますので、
一度足を運んでみてはいかがでしょうか。
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