読書感想文には書き方がある?必見!高校生向け簡単テクニック

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読書感想文を課題に出されて困る高校生も多いと思います。

読書感想文なんて何を書いて良いかわからないし、

本を一冊読まなければいけない煩わしさもあります。

うっかり難しい本を選んでしまったらそれこそ大変ですよね。

 

私の友達に「面白かった!」と1行書いて提出した強者もいましたが、

それでは読書感想文になりません。

原稿用紙5枚ぐらいは書きたいものです。

 

でも、どうやって書いたらいいの?

と悩んでいるあなたに読書感想文を簡単に書けるテクニックをお教えします。

簡単に読書感想文を書くための手順を学ぼう

読書感想文には、書くための手順というものがあります。

それがわかればスラスラとまるでプラモデルを

組み立てるように書くことができるのです。

 

こんな順番で書いたらいかがでしょう。

 

1・その本を選んだ理由

 

2・その本の簡単なあらすじ

 

3・本の中で強く印象に残った人物やセリフなどについて

 

4・3に対する自分の意見

 

5・本を読んで得た教訓や、今後の自分に活かせることなど

 

6・まとめ

 

こんな手順で書いていけば原稿用紙5枚ぐらいにはなりますよね。

この中で、特に重要なのは

4の自分の意見と5の本を読んで得た教訓や今後の自分に活かせることです。

ここを中心に書くと良いですね。

 

読書感想文というと、本のあらすじをダラダラと書く人がいますが、

あらすじは簡単で良いのです。

大切なのは、その本を読んであなたが何を感じたか、

その本によって得た教訓なのです。

高校生の読書感想文に使える便利フレーズ10選

読書感想文も作文も、言葉をどれほど知っているかで

同じものを書いても内容がぐっと違ってきます。

 

例えば何かに感動したことを書く時に、感動した、感動しました、

だけでは文章としておおかしなものになりますよね。

文末も〜しました、そうだと思いました、

と『ました』の連続でもおかしなものです。

時々表現を変えてみましょう。

 

感動したことを伝える言葉は他にもたくさんあります。

 

1・驚いた

2・感銘を受けた

3・胸が高鳴った

4・胸に響いた

5・共感した

 

などです。同じ感動したことでもこれほど言葉があります。

また、文末もましたばかりではありません。

 

6・〜と考えられます

7・ではないでしょうか

8・〜べきだと思います

9・〜に違いありません

10・〜気がします

 

文末にも色々な表現があるのもです。

こんなフレーズを使ってみるのも文章に幅を持たせるという意味では良いですね。

簡単に読書感想文が書ける!オススメ本

 

本を読むのが苦手なら、すぐに読み終える短編集を選んでみましょう。

芥川龍之介の作品や、

夏目漱石の『夢十夜』などは短編なのですぐに読み終えますよ。

 

また、星新一さんの『ショートショート』

超短編なのであっという間に読み終わります。

それに漫画が好きな人にもこれなら入りやすいのではないでしょうか。

現実のような、夢のような面白い話が詰まった短編集です。

 

あまりに短編だと原稿用紙を5枚埋めるのは難しいものですね。

今度はもう少し読み応えのあるものをご紹介しましょう。

 

『アルジャーノンに花束を』

これは何度かドラマ化されたので、あらすじぐらいはご存知の方も多いでしょう。

知的障害者へのいじめや差別、動物実験や人体実験についての問題提起など

感想文を書くテーマがたくさんあります。

また、主人公が手術によって賢くなっていく段階で、

自分自身にもあった知的障害者への差別を知って、

賢いということは何なのかを考えさせられますよね。

どれをテーマにしても、読書感想文を書きやすい本です。

 

『二十四の瞳』

有名なものなので、読んだことがなくてもタイトルぐらいはご存知の方も多いと思います。

戦前、戦後の瀬戸内海の村に赴任した女先生と12人の教え子たちの物語です。

小学校1年だった子どもたちが戦争というものに大きく人生を変えられてしまいます。

悲惨な戦争の描写はありませんが、戦争というものを深く考えさせられる物語です。

戦争を知らない若者にもぜひ読んでほしい一冊です。

まとめ

読書感想文は、あらすじにそのほとんどのスペースを取ってしまったのでは、

失敗に終わります。あらすじはなるべく簡潔に書きましょう。

その本を読んでみて、何が一番印象に残ったのか、

それに対する自分の意見はどうなのか、

これからの自分に活かせることは何があるのかということが大切なのです。

 

それを考えながら、手順に沿って書いていけば

それほど苦労をしないでも済みます。

今は、活字離れをしている若者が多いのでしょうが、

若い時こそ本をたくさん読むべきなのです。

 

本には仮想体験をしてくれる楽しさがあります。

人間は全てのことを体験できません。

生まれて死ぬまでに体験できることは限られています。

その数少ない体験を本で埋めることができるのです。

 

読書感想文の課題が出て、面倒で嫌だと思うこともあるでしょう。

でも、その先には成長した自分が待っているのです。

そう思うと、読書も読書感想文も楽しくなってくるでしょう。

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