つめの状態で健康管理が出来る?白い部分が多いのには理由がある!

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つめは、体の末端にある部分で、健康状態がわかるともよく言われていますよね。

 

日常でも目につきやすく、何か異変があるととても気になる部分ですよね。

しかし、つめの異常は目につきやすいものの、

意外に放置してしまったり、しっかりケアをしないという人も少なくありません。

 

健康状態を大きく反映すると言われている割に、

どうなっていたら本当に危険な状態なのかを知らない人も多いのではないでしょうか。

 

つめによる健康状態の判断でよく耳にするのが、爪半月の状態ですよね。

爪の先端の白い部分を爪甲、根元の白い部分を爪半月と呼びます。

 

爪半月は、大きい人が健康で小さい人は不健康とも言われますが、

爪半月の大きさは実際に健康とどう関わっているのでしょうか。

なぜ爪で健康状態が分かるのか?

つめは、ケラチンというタンパク質からできています。

これは、髪の毛と同様の成分です。

伸びる原理は、実は髪の毛が伸びるのと同じなんですね。

 

指の先端には、たくさんの神経や血管が通っています。

つめは透明ですので、血液の状態が体の他の部分に比べて爪を透かして見やすいのです。

 

また、つめの下には、毛細血管が集中しています。

そのため、血液の状態を受けやすいのです。

 

実際に、つめには全身疾患による症状も現れることがあります。

 

栄養不足や乾燥、血行の不良が影響を及ぼすことも多くあります。

 

たとえばつめが割れやすい人は、

乾燥していたり手入れが行き届いてない場合もあります。

しかし、栄養不足によってつめが割れやすくなっていることもあるのです。

 

つめの色も、栄養状態に大きく影響されるものです。

白っぽい場合は、血がしっかりつめ先までめぐっていなかったり、

栄養が不足している可能性もあります。

 

このように、その状態によって、

栄養や代謝の状態がある程度予測できる部分なのです。

白い部分が出来るのは何が原因か?

爪半月が大きいと健康である、とよく言われますが、

最近では爪半月の大きさは単に個人差であるとも言われています。

 

爪半月の大きさは、新陳代謝が大きく関係しています。

実は、新陳代謝がよい人は爪半月が大きくなるのです。

 

爪は皮膚の一部であり、皮膚が角質化して硬くなったものが爪になります。

爪半月の部分は、まだ生まれたての爪であり、水分が多く含まれています。

爪半月が白く見えるのは、そのためなんですね。

 

つまり、爪は根元の部分から新しい細胞を作り出して

どんどん伸びていくという構造なのです。

 

代謝がいいと、新しい爪がどんどん生えてくることになります。

そうすると、爪半月の部分の水分が抜け切る前に爪が伸びていくことがあります。

 

そのため、爪半月が大きくなっていくのです。

 

日常で指先をよく使っていたり、刺激をよく与えている場合は、

血流がよくなり爪が伸びるのが早くなることがあります。

それにより、爪半月が大きく場合があるのです。

 

ただ、爪半月があまりに大きすぎる場合は、

高血圧などの可能性があります。

 

血流がよいと爪半月が大きくなりやすいです。

しかし、行き過ぎてしまうとこういった疾患の発症している場合もありますので、

注意が必要です。

 

爪半月が、つめ自体の半分以上の大きさになっている場合は、

高血圧や心疾患の可能性があります。

一度病院に相談してみることをおすすめします。

白い部分は無くなるのか?

新陳代謝がよいと爪半月は大きくなることがありますが、

逆に代謝が悪いと爪半月がなくなってしまう場合があります。

爪半月があるということは、体の栄養状態もよく、代謝がよいということです。

 

代謝が悪いと、体が新しい細胞をなかなか作ってくれません。

そのため、新しい爪の部分である爪半月をなかなか作ってくれないのです。

 

生まれつきで爪半月が小さいという方もいますが、

最近小さくなってきた…という方は、血行が悪くなっている可能性もあります。

 

血行不良は、貧血や脳梗塞を引き起こす危険もあります。

 

爪半月はなくなってしまっても、健康的な食生活などで対策をすれば、

血流もよくなり貧血も解消され、復活します。

 

しっかり鉄分を摂ったり、血行をよくすることを心がけた方がよいでしょう。

まとめ

爪半月だけでなく、つめ自体が白っぽくなる場合も、

貧血や血流が悪いことが原因と考えられます。

 

また、病気の症状が現れることも多くあります。

 

たとえば、爪先の白い部分が大きくなってきた場合は、

何らかの疾患にかかってしまっている可能性も考えられます。

つめの状態から、甲状腺機能の異常や肺の疾患がわかる場合もあります。

 

爪半月の大きさは代謝が大きく関係するため、比較的心配はいらないでしょう。

 

しかし、元の状態よりも明らかに大きくなる、小さくなる場合は、

鉄分やビタミンの不足、高血圧や低血圧、甲状腺の異常の可能性もあります。

 

最近体の調子が少しおかしい気がするなどの心あたりがあれば、

病気の症状が爪に表れている可能性もありますので、

一度病院で診てもらうことをおすすめします。

 

また、それぞれの指の爪半月がどの内臓と深く関わっているかを調べてみると、

自分の体の不調の原因がわかるかもしれませんね。

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