とうもろこしは、米、麦とともに、三大穀物に分類されています。
とうもろこしの歴史は非常に長く、人の生活を支えてきた食べ物とも言えますね。
調理方法も様々で、茹でても焼いても、トッピングにしてもおいしいですよね。
とうもろこしは缶詰タイプのものも多く販売されています。
取り扱いや保存が楽な缶詰のとうもろこしですが、
生のとうもろこしと栄養などは変わってしまうのでしょうか。
缶詰と生のとうもろこしの栄養などを比較して見てみましょう。
とうもろこしにはどんな栄養があるのか?要チェック!
そもそもとうもろこしにはどのような栄養があるのでしょうか。
とうもろこしは、エネルギーの補給源になってくれます。
穀物に分類されるとうもろこしは、糖質が主な成分になります。
野菜ではないため、カロリーが少し高めになのです。
また、ビタミンやカリウム、カルシウム、マグネシウムなど、
非常に栄養価が高いのも特徴です。
とうもろこしに含まれビタミンは、主にビタミンBやビタミンEです。
ビタミンBは、代謝を促進したり、肌荒れを予防してくれます。
ビタミンEは、血行を促進したり、抗酸化作用の役割を持っています。
また、カリウムは高血圧の予防になります。
とうもろこしの粒の皮にはたくさんの食物繊維が含まれています。
さらに、とうもろこしはむくみを予防してくれる効果を持っています。
このようにとうもろこしは、エネルギーの補給や健康にいいだけでなく、
女性にとって非常にうれしい効果を持ち合わせているのです。
健康にもよく、美容にも効果があるというのはとてもうれしいですね。
サラダや、メインディッシュのトッピングにも使われるとうもろこしですが、
実はとても優秀な食べ物なんですね。
ただ、カロリーが高いため食べすぎには注意かもしれませんね。
缶詰と生のとうもろこし栄養が高いのはどっち?
生のとうもろこしよりも、もちろん缶詰のとうもろこしの方が保存も長くでき、
扱いやすいですよね。
しかし、せっかくたくさんの栄養価を含んでいるとうもろこしです。
缶詰にすると栄養が減ってしまうのではないかと
心配の方もいるのではないでしょうか。
実は、缶詰のとうもろこしが生のものに比べ大きく栄養が減ってしまうことはありません。
缶詰のとうもろこしでも栄養は十分に含まれたままなのです。
逆に、缶詰のとうもろこしの方が高い栄養価のまま
とうもろこしを食べることができる場合もあります。
生のとうもろこしは劣化が進むのが速く、栄養が落ちやすいのです。
缶詰の場合ですと、品質を劣化することなく長く保管することができますよね。
そのため、生のものよりしっかり栄養のある状態の
とうもろこしを食べることができるのです。
これは、冷凍のとうもろこしの場合も同じです。
とうもろこしの栄養を保つには、
品質の劣化を起こりにくくすることが重要なのですね。
とうもろこしの缶詰開封後の賞味期限はどのくらいもつのか?
缶詰は、開封しなければ非常に長い期間保管することができます。
しかし、一度開封してしまった場合は、長くても2~3日しか保存はできます。
これは、とうもろこしの缶詰だけでなく、どの缶詰の食材でもだいたい同じです。
開封後の缶詰食品は、1~3日で使い切るようにしましょう。
どうしても使い切れないという場合は、
ジップロックなどに入れて冷凍保存するという人もいます。
とうもろこしの缶詰の場合、水分が多く含まれています。
しっかり水気を切ってから冷凍するのがおすすめです。
冷凍保存の場合、約1か月ほど保存することができます。
しかし、どうしても食感は落ちてしまうので、
加熱調理などをして食べることをおすすめします。
缶詰のコーンの場合、内容量が多く家庭では一度で使い切れないことが多いですよね。
そういう場合は、このように冷凍保存をして何回かにわけて使えるといいですね。
缶詰からジップロックやタッパーに移し替えたものは、
いつ開封したものかわからなくなってしまうことが多くあります。
別容器で保管する場合は、
開封日をメモしておくことを忘れないように気を付けましょう。
まとめ
野菜に分類されると認識している人も少なくないとうもろこしですが、
正確には穀物として、非常に多くの栄養価を含む食材です。
長い歴史にわたって私たちの食を支えてきたとうもろこしが、
缶詰などの保存しやすい状態で販売されるようになったのは非常にうれしいですね。
缶詰のとうもろこしは、生のとうもろこしと比べても栄養は十分に含まれていますが、
やはり塩分が生のものより非常に多いです。
塩分が気になる方は、冷凍のとうもろこしを使うことをおすすめします。
しかし、冷凍のとうもろこしの場合、トッピングなどには使いにくかったり、
食感が気になるという方もいます。
十分に栄養の含まれているとうもろこしの缶詰は、
そのままの状態でも使いやすく、もちろん加熱調理しても使えます。
とうもろこしの缶詰は、栄養があるだけでなく、
どんな調理方法にも使いやすい非常に万能な食材なのです。
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