お祭りですくってきた金魚。
せっかくすくってきたのはいいけど、どうやってお世話したらいいのか
わからなくて困ってしまうこともしばしば。
お祭りの金魚って長生きしないってよく聞きますよね。
でも、本当はそんなことないんです!
ちゃんとお世話できたら10年以上も長生きしてくれちゃいます!
そのポイントは塩水。
ほんのちょっとの手間であっという間に金魚を元気にしてくれちゃいます。
今回はそんな金魚の飼い方についてご紹介していきます!
金魚の正しい飼い方は?知らなきゃ損する基礎知識!
まずは金魚を飼う上で気にしておきたい基礎知識2つをご紹介します!
ストレスは大敵
ニンゲンにとってもそうですが、ストレスは金魚にとって大敵です。
特に環境の変化や、金魚すくいのような
追いかけまわされるようなところもストレスの原因となります。
金魚をお迎えした日はのちほどご紹介する
塩水トリートメントでしっかり癒してあげましょう。
また、金魚が水槽の中で動かないからと言って
大量にえさを水槽に入れてみたり、はしなどでつついたりはしないでください。
元気に泳ぎ回るようになるまでは静かに休ませてあげましょう。
カルキ抜きを必ず行う
金魚の飼育に使う水は水道水をそのまま使う、なんてことは絶対にしてはいけません。
金魚に限らず魚にとって水道水に含まれる塩素は毒です。
飼育に使う前に必ずカルキ抜きを行いましょう。
飼い方のポイント!塩水は必須!
金魚すくい後のお迎えしたその日や金魚の体調が悪くなっているときは
塩水でトリートメントをしてあげましょう。
塩水のトリートメントを行うことで金魚の代謝を上げてあげることができます。
塩水でのトリートメントは次のように行います。
必要なものは水、水槽、ミネラルを含む塩です。あればカルキ抜き剤を用意しましょう。
水を水槽にはりカルキ抜き
カルキ抜き剤がある場合は水槽の中にカルキ抜き剤を入れましょう。
ない場合は1日ほど日光に当てておけばカルキを抜くことができます。
カルキ抜きができたら5%の塩水
1リットル当たり5gの塩を入れ、よくかき混ぜます。
この時塩は食卓用のものを使わないでください!
食卓用のものは味付けのためのものなので、
うまみ成分などの金魚にとって不要な成分が入っていることがほとんどです。
「伯方の塩」のようなミネラルの入ったものや
ホームセンターなどに売っている金魚用のものを使いましょう。
これで準備はできました。
金魚を持って帰ってきた袋のまま10分程水に浮かべて水温を合わせます。
袋の中の水温と水槽の中の水温が同じになったら袋の口を開けて、
自然に金魚が水槽の中に入っていくのを待ちます。
金魚を持ち帰って3日間はエサをやらず、断食させます。
その後、様子を見ながら少しずつエサを与えていきましょう。
塩水の中で育てるのは2週間ほどです。
その間に水が汚れてしまった場合は
上の手順と同じ要領で塩水をつくってあげてください。
金魚の飼い方でこれだけは守るべき事は?
最後に2つ金魚を飼うために守りたいことをご紹介していきます。
まずひとつは水替えのときには手で金魚をすくうことです。
水替えをするときは金魚が傷ついたり窒息したりしてしまうのを防ぐために、
網を使わないで手ですくうようにしましょう。
手を使わなくても、小さめのお皿などで代用してもいいので、
なるべく金魚が空気中にいることを防いであげましょう。
もうひとつは、毎日の金魚の様子の観察をすることです。
震えていたり、身体を水槽にこすりつけたりしていませんか?
様子がいつもとおかしくないかしっかり注意していあげましょう。
ニンゲンと同じで、金魚も病気になった時は早めに治療を始めることが大切です。
まずはエサを与えるのをやめます。
そして、明らかにこの病気だ、とわかる場合は治療薬を使いましょう。
分からない場合は塩水を使ったトリートメントをしてあげましょう。
まとめ
金魚すくいでとってきた金魚の飼い方についてご紹介しました。
金魚にとってもストレスは大敵です。
できるだけ金魚にストレスを与えないように注意したいですね。
金魚を迎えた時や体調が悪いときには塩水によるトリートメントが有効です。
様子がおかしいな?と思ったときにはエサを与えるのは
いったんやめてトリートメントを行ってみてください。
また、金魚のお世話に限りませんが、毎日の様子の観察は重要です。
毎日様子を見てあげることで異変に早く気付くことができ、
異変に早く対応することができます。
毎日のお世話をしっかりしてあげて、
苦労してすくってお迎えした金魚を長生きさせましょう!
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