暑い夏の夜、といえば、夏祭りですね。
夏祭りの楽しみといえば金魚すくい!ですよね。
金魚すくいコーナーに行くといつも満員でとっても人気で、驚きますね。
そして目を引くのが色鮮やかな金魚たち。
どれも綺麗でなかなか選びきれなくて困っちゃいます。
そんな色鮮やかな金魚すくいの金魚の種類って何があるのか知っていますか?
今回は金魚すくいの金魚の種類についてご紹介していきます!
金魚すくいの金魚はどんな物が入っているのか?
金魚すくいの金魚の多くは選別漏れと呼ばれるものが入っています。
この選別漏れ、というのはペットショップなどの売り物にならなかったということです。
例えば、尾びれが長くてきれいな琉金と呼ばれる種類で、
尾びれがあまり伸びなかったものが該当します。
ほかにも雑種(ミックス)のもので元の金魚の特徴が分かりにくいものも、
よく金魚すくいに出されています。
ミックスだからほかの種類に劣る、というわけではありません。
愛情をもって育てているとなついてくれることもあり、とてもかわいいものです。
選別漏れの中にはもごくまれに選考会に出しているような
ブリーダーさんからの綺麗なものも混じっていることがあります。
選考会に出すようなブリーダーさんは“完璧”を求めているので
ほんの少しでも理想から離れてしまうと、
選別漏れとして市場に出ることもあるようです。
様子や姿を観察して綺麗なものであれば
このブリーダーさんからのものの可能性が高いです。
鑑賞を楽しみたいのであれば、狙ってみてもいいですね。
金魚すくいで多い金魚の種類は何か?
金魚すくいに多い金魚の種類は大きく3種類に分けられます。
1.和金(わきん)
身体が細く、色は赤がほとんどです。
泳ぐのが早く活発な種類です。
日本に初めてやってきた金魚といわれています。
多少間違った育て方をしてもある程度は生き延びてくれるので、
はじめて金魚や魚を育てるという方におすすめです。
2.琉金(りゅうきん)
尾が長くて有名な種類で、イラストなどによく使用されています。
身体はふっくらとしたひし形のような形をしています。
長いひれをひらひらとさせながらゆっくり優雅に泳ぐ姿がキレイです。
昔、中国から琉球王国を経由して日本にやってきたので、
琉金と名付けられました。
観賞用としておすすめです。
3.出目金(でめきん)
目が飛び出しているのが特徴の種類で、
この特徴から出目金、と名付けられました。
琉金の特別変異によって生まれた種類です。
おっとりとした性格でゆったりと優雅に泳ぐ種類です。
色は黒いものが多いです。
独特なシルエットで人気のある種類です。
観賞用としておすすめの金魚です。
目が飛び出ているので、
すくうときには傷つけてしまわないように注意したいですね。
普通の金魚と他の金魚は一緒に育てても大丈夫なのか?
金魚を育てるときにはそれぞれの金魚の特徴に注意してあげると
長生きしてくれやすくなります。
普通の金魚(和金)は泳ぐのが得意で、活発な種類です。
成長すると20cmから30cmと大きくなり、
なかには50cmの大きさになるものもいます。
ですので、少し大きめの水槽で育ててあげるといいですね。
琉金はおっとりとしていてゆっくり優雅に泳ぐのが特徴です。
なので、泳ぎの得意な和金と一緒にすると
ストレスが溜まりやすくなってしまうので、
一緒に育てるのはおすすめできません。
出目金は目が飛び出ておりその目が傷つきやすい種類です。
あまり狭いところにたくさんで育てるのは避けてあげましょう。
また、流木のようなとがったものを
水槽の中に入れないようにしましょう。
和金と比べて一般的には育てにくいと言われていますが、
実際はそこまで弱いというわけではありません。
神経質になりすぎずに安心して育ててあげてくださいね。
また、出目金はゆっくりと泳ぐのが特徴ですので、
和金とは分けて育ててあげるのがおすすめです。
琉金の特別編委によって生まれた金魚なので、琉金と育てるのはOKです。
まとめ
金魚すくいの金魚の種類についてご紹介してきました。
泳ぎの早く活発な種類の和金、穏やかな性格の琉金、
目が飛び出ているのが特徴の出目金でしたね。
どの金魚も育てるときはそれぞれの種類ごとに分けてあげると
一番ストレスがかかりにくくなり、
長生きしてくれやすくなります。
ほかには雑種(ミックス)のものも含まれていることもあります。
雑種の金魚はほかの個体にはない特徴を持ち合わせていることもあります。
どの金魚も特徴に合わせてお世話してあげれば、
しっかり長生きしてくれます。
お世話をしやすくするためにも金魚すくいをするときは、
種類についてもよく観察して狙っていきたいですね!
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