いざ書いてみると、意外に簡単に書ける「葡萄」という漢字。
「葡萄」という漢字は、「ブドウ」の他にも「エビ」という読み方があります。
この「葡萄」という漢字を実際に書けるという人はどれくらいいるのでしょうか。
難しい漢字は、書き方を覚えるのが難しいですよね。
しかし、ほとんどの漢字には覚え方のコツがあります。
今回は、この「葡萄」という漢字に注目してみました!
葡萄を漢字で書く人はどのくらいいるのか?
「葡萄」という漢字は、書けそうで書けないという漢字ではないでしょうか。
実際に「読めるけど書けない漢字ランキング」に、
「葡萄」という漢字がランクインしているのをよく見かけます。
やはり、いきなり言われても「葡萄」を
漢字で正確に書ける人は少ないと考えられますね。
そもそも「ブドウ」は、ひらがなやカタカナで
表記をされていることが多いですよね。
そのため、漢字で書かれていても読めるけど、
それほど馴染みがあるわけでもありません。
いざ書こうと思っても、なかなか正確に書くのは
難しい漢字なのではないでしょうか。
漢字を簡単に覚える方法は?
漢字の書き方を覚えるときは、ゴロを使って覚えるのがおすすめです。
たとえば「葡萄」という漢字であれば、
「サクサク 浦和で 缶拾い」
というのが有名なゴロなようですね。
「葡萄」の部首と真ん中の部分を、
「サクサク」というカタカナに分解し、
あとは一番中にある部分を
「浦和」や「缶拾い」というゴロに合わせているんですね。
漢字は、このように分解してみると、
意外に構成や書き方は難しくないと感じられる場合が多いものです。
ほとんどの漢字は、カタカナやひらがな、
普段書いているような簡単な漢字の組み合わせに分けることができます。
そのため、漢字を分解したゴロ合わせを使えば、
一見難しい漢字も簡単に覚えて書くことができるようになるんですね。
また、漢字の成り立ちを見てみても、
漢字の書き方を覚えるのに役立つことがあります。
たとえば、「葡萄」という漢字の「葡」という漢字は、
上の草冠が並んで生える草の形を表しています。
真ん中のカタカナの「ク」のような部分は、
人が腕を伸ばして抱え込む状態を表しています。
最後の「浦」の右側と同じ形の部分は、畑や田んぼの形を表しています。
これには、「大きい」や「多い」、「美しい」という意味が含まれています。
こうして、大きくて美しい実をたくさんつける
「ブドウ」を表す「葡」という漢字が成り立っているのです。
少し複雑かもしれませんが、こういった成り立ちを一緒に調べてみると、
「なるほど」という感情が生まれます。
より漢字の印象を強く残すことができることもあるのです。
周りの人や子どもにも、豆知識として教えられる情報になっていいですよね。
漢字を覚える為にやるべき事は?
漢字を覚える際は、自分流のゴロを考えることをおすすめします。
人が考えたゴロは、もちろん「なるほど!」と
非常に印象に残るようなものもあります。
しかし、どうしてもしっくり来ないものもありますよね。
それを無理やり覚えようとすると、
目的が漢字の書き方を覚えることではなくなってしまいます。
ゴロ自体を覚えることが目的になってしまうんですね。
そういったものは結局、頭に入りにくく記憶に残りません。
「なるほど!」と脳に印象付けられるものや、
自分の生活に身近なものを取り入れたゴロがおすすめです。
また、ゴロ合わせはリズムがいいというのも大事です。
だらだらと長い文章のようなゴロですと、
結局覚えきれなかったり、
文章を覚えること自体に頭を働かせなければなりません。
リズムがいいと、体の感覚的にも覚えやすいことが多いです。
何度も声に出して、音で覚えるのも大事です。
漢字は、目で見ていると難しく感じて嫌になってしまうことも多いです。
リズム感のいいゴロ合わせや覚え方を、
声に出して楽しく感覚的に覚えるのもコツなのです。
自分流のものであれば忘れにくいですし、
生活に身近なものであれば、感覚的に覚えることができる場合もあります。
そういったものは、体に身に付き忘れにくいことが多いものです。
漢字を覚えるときは、一度漢字の構成を分解してみて、
自分流のゴロ合わせなどを作ってみることをおすすめします。
まとめ
最近では、漢字の変換は携帯やパソコンに任せきりという人も
非常に多くなっていますよね。
自分で文字を書く機会も昔より減ったため、
漢字がなかなか覚えられなかったり、忘れてしまったりすることが増えています。
しかし、いくら携帯やパソコンが普及し、
書くことが減ったとは言え、漢字が書けないというのは恥ずかしいですよね。
漢字の成り立ちを調べてみることやゴロ合わせは、
比較的楽しく漢字の書き方を覚えられるおすすめの方法です。
勉強のような感じになると気が滅入ってしまいますので、
なるべく楽しく覚えられる方法を見つけられるといいですね。
また、やはり普段から漢字を書いたりして体で触れることも大事です。
たとえば毎日手書きの日記を書いてみるなど、
自分なりに漢字を書くことに触れあってみるのもいいかもしれませんね。
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