長い長い夏休みも終わりが見えてきたころ、
なんだか学校のことが恋しく感じるようになります。
お友達の○○ちゃんや○○くんはどうしているかな、
先生は元気かな、と気になりますよね。
今年の夏は、いつもお世話になっている
学校の先生に残暑見舞いを書いてみませんか?
でも、残暑見舞い、と聞くとなんだか難しく感じますよね。
そして、どんなことを書いたらいいのか悩みますよね。
そこで、今回は残暑見舞いの書き方、
小学生のお子さんにも簡単に書くことができる例文をご紹介します!
残暑見舞いとは何か?詳しく解説!
夏になるとよく聞く「暑中見舞い」と「残暑見舞い」。
似たような名前をしているのですが、
それぞれいったいどんなもので、何が違うのでしょうか?
暑中見舞いと残暑見舞いは夏のあいさつをする手紙で、
相手の健康を気遣い、自分の近況について知らせる手紙のことです。
お世話になっている人などに出す夏の手紙です。
内容は同じですが、それぞれ出す時期が異なります。
暑中というのは夏の厳しい暑さのことを指していて、
暑中見舞いは梅雨明けから立秋の前日までに出すことになっています。
残暑というのは立秋(=秋の始まりの日)以降の暑さのことを指しています。
なので、残暑見舞いは立秋から
8月の終わりの日(31日)までに出すことになっています。
秋になっても続く暑さの厳しい時期に相手を思いやる大切なお手紙です。
学校でいつもお世話になっている先生や習い事の先生にぜひ出したいですね。
※ちなみに2018年の立秋は8月7日です。
祝日のように毎年同じ日というわけではなく、毎年違うので確認しましょう!
残暑見舞いの書き方にはどんなルールがあるのか?
残暑見舞いは簡単に言えばあいさつのお手紙で、
なんだか堅苦しくて書くのが難しいのではないかと思いますよね。
でも、書く内容はほとんど決まっていて、
あとは自分のパターンに当てはめるだけなので、
実は書くのはそんなに難しくありません。
残暑見舞いの構成は基本的には次のようになっています。
季節のあいさつ
残暑見舞いなので、「残暑お見舞い申し上げます」が一般的です。
相手が元気かどうか尋ねる文章
暑い夏になかなか会うことのできない相手に送る手紙です。
相手の安否について気遣う文章を必ず入れます。
自分のことについて
自分の近況について報告します。
ここは自由に夏休みのできごとや毎日の様子などについて書きます
結びの挨拶
相手の健康を祈る文章を書きます。
先生にあてて書く場合、休み明けに会えることを楽しみにしていることを書いてもいいですね。
日付
日付は④までの文章から1行空けて書きます。
具体的な日付ではなく、「平成30年8月」や「平成30年晩夏」などと書きます。
以上のパターンに当てはめて、残暑見舞いを書いていきます。
次では小学生のお子さんでもカンタンに書ける例文をご紹介していきます!
子供でも簡単に書ける例文をご紹介!
最後に、小学生でも簡単に書くことのできる例文をご紹介していきます!
カンタンなのであっという間に書けちゃいますよ~!
季節のあいさつ
「残暑お見舞い申し上げます」(ざんしょおみまいもうしあげます)
ここは決まり文句です。
漢字が難しいので、小学生の場合はひらがなで書くことがほとんどです。
“おみまい”の“お”を忘れてしまうことが多いので、
忘れないように注意してくださいね。
相手が元気かどうか尋ねる文章
「暑い日が続いていますが、先生はお元気ですか」
残暑見舞いは相手の安否を尋ねる手紙ですので、忘れずに書きましょう!
自分のことについて
「わたし(ぼく)は毎日プールで泳いでいます。」
「夏祭りに行きました。花火がとてもきれいでした。」
夏休みに家族で出かけたことについて書いてもいいですね。
「○○で△△しました」にひとこと楽しかった、
などの感想を入れましょう。
結びのあいさつ
「おからだに気を付けてください。」
「先生も元気に過ごしてください。」など
健康を気遣うだけでなく、
「2学期もよろしくお願いします。」
「また先生に会えるのを楽しみにしています」
という文章を付け加えてもいいですね。
先生に喜ばれること間違いありません。
日付
「平成30年8月」「平成30年晩夏」など
ココはほとんど決まり文句のようなものなので、
どちらでも書きやすいものを書いてください。
まとめ
残暑見舞いについてご紹介してきました。
暦の上では秋になってもまだまだ暑いこの残暑の期間に出す
大切なあいさつのお手紙が残暑見舞いです。
残暑見舞いでは普段お世話になっている人に
元気かどうか尋ねるお手紙です。
いつもお子さんがお世話になっている学校の先生に
ぜひ出したいですね。
残暑見舞いは挨拶状ではありますが、
書くことはほとんど決まっているので簡単に書くことができます。
自分のことについては自由に書くことができるので、
この夏休みの思い出を親子で振り返りながら書いてみてくださいね!
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