旦那さんを頼りたいのに、相談するといっつも優柔不断で頼りない…。
このまま一緒にいても、不安ばっかりで先が見えない。
そう思って離婚を考えている奥様は、実はたくさんいるのです。
しかも頼りないのは性格だから治らないと言われています。
これから先、どうしよう?と悩んでいる方へ向けて、
同じ悩みを持っている方々の実体験をもとに、対処法を紹介していきます。
夫の頼りないと感じるのはどんな時?
世の奥様方がいう「夫が頼りない」には、色んなパターンがあります。
食事や買い物、休日の過ごし方についての相談に乗り気じゃなかったり、
機械の設定に疎かったり、家族のことを相談しても決断してくれなかったり、
人前でだらしないところを見せてしまったり…
悩みのタネや大から小まで様々です。
女性の中には自分がグイグイ引っ張って行きたい姉さんタイプの方もいます。
そういう方であれば、決断できない旦那さんのお尻を叩いたり、
自分の意見を通したりすることでバランス良く付き合っていくことができるでしょう。
ただ、主導権は男性が握って引っ張っていってほしい!という女性はたくさんいます。
そして一番身近で引っ張ってくれる男性として最初に浮かぶのはもちろん旦那さんです。
頼りにしているのに、周りからも立派だと思ってもらいたいのに、
うちの旦那はなんだか消極的…。
女性の中に、「もっと意見を出して、しっかりしてほしい!」
という理想像があればあるほど、
現実の旦那さんの態度にがっかりしてしまい、
なんて頼りないのだろうとイライラしたり悲しくなってしまったりします。
どんな性格の人が多いのか?対処法はあるのか?
判断がきっぱりできない、頼りない男性には大きく分けて2タイプあります。
①最優先はいっつも奥様か子ども!自分の意見は後回しの優しさタイプ
②判断するのも考えるのも大嫌い!できるだけ責任から逃れたいタイプ
①のタイプの方は、奥様や子どものことを考えて、
好きなようにしていいよと心から思っている方です。
男性は恥ずかしがり屋さんですから、ついぶっきらぼうに「どっちでもいいよ」、
「好きにしなよ」などと答えてしまうこともあります。
言い方がキツイからと言って、本当に全く何も考えていないとは言い切れません。
このタイプの方は家族思いな傾向があるため、
奥様が不安に思っていることが分かれば接し方に変化を起こせるでしょう。
ただし②のタイプの方は要注意です。
人によってしまうため見極めが難しいところではありますが、
このタイプの方は自分で何かを決断することで責任を持つことから
極端に逃れたいというタイプである可能性があります。
そうすると、たとえば何か問題が起こってしまったときに、
「俺は賛成していなかった」
「お前が勝手に決めたことだから、責任はお前にある」
「俺は悪くない」
のように責任を押し付けてきてしまう可能性があります。
奥様側としては、賛成していなかったのではなく何も言ってこなかったじゃない!
と言い返したくなりますが、このタイプの男性には反論しても無駄でしょう。
逆に怒りに触れて、家庭内の雰囲気がしばらくぎくしゃくしてしまったり、
挙げ句の果てに口論になったり暴力沙汰になったりしてしまう可能性も出てきます。
そうなってしまっては、家庭のことはもちろんですが、
自分の身の安全まで危ぶまれてしまいますよね。
①の方は控えめな性格の持ち主です。
意見を控えてできるだけ奥様や子どもの意見を尊重しようとしてくれています。
つまり、家族が喜ぶところを見たいタイプなのです。
対処法としては、
「あなたがいつも意見を言ってくれないから悲しい」ではなく、
「あなたの意見も聞けたら嬉しい」のように、
どうしてほしいか?そうすることでどんな良いことが起こるか?
を具体的に伝えてあげましょう。
あぁ、自分が何かを伝えることで家族が喜んでくれるのか、
と思ってくれれば旦那さんも話しやすくなったり、
進んで何かに取り組んだりするようになるでしょう。
②の方は付き合い方が難しいです。
最も良い対処法として挙げられるのは、
「極力衝突を避けること」でしょうか。
旦那さんの意見を頭ごなしに否定したりしてはいけません。
否定されることを煩わしく思われるでしょう。
すると、奥様と接することすら避けるようになってしまうかもしれません。
コミュニケーションの機会がなくなってしまっては、
関係はどんどん悪化していく一方で、
関係は修復できないところまで壊れてしまいます。
子どもがいる場合は特に、
家庭の雰囲気が悪くなってしまうことを避けたいですよね。
①、②どちらにも共通していえることは、
旦那さんの態度に対して感情的にならないことです。
そしてそのためには「溜め込まない」ことが大切なのですが、
人にはそれぞれ許容範囲があり、その範囲は異なります。
もう耐えられない…と思うくらい辛ければ、
離れるという選択肢こそお互いにとって
一番良い選択肢であることも大いに考えられますよ。
どんな時に離婚を考えるのか?要確認!
とは言っても、どんなときにみなさん離婚を考えるのでしょうか?
聞こえてきた声をご紹介します。
トラブルが起こっても対応を自分に押し付けてくる上に知らんぷりする
何かトラブルが起こったときには、
どうしても女性が話すよりも男性が話した方が説得力や威厳を示しやすいです。
その場合に旦那さんが自ら行ってくれたら、
とても頼りになるなぁとどんな女性でも思うでしょう。
しかもご近所さんとの関係ですから、できればしっかりと解決したい問題です。
これをめんどくさがって奥様に丸投げしてしまうとなると、
先ほどの性格パターンの②に当てはまり、
今後も自分のことを守ってくれないのでは?と本格的に不安になってしまいます。
家庭のことがちんぷんかんぷん!家事も掃除も全然できない…
いつもお仕事を頑張ってくれているのは分かるけれど、
家庭のことがあまりにもできなさすぎる。
料理や洗濯などは良いにしても、たとえば電球の変え方が分からない、
新しい機械の設定が苦手など、
男性にお願いしたい内容が全くできないとなると、
男らしいとは言いづらくなってしまいます。
許したい気持ちともっと頼れる男性であってほしいという理想と現実のギャップから、
悩める奥様が多いようでした。
ただ、男性だからこんなことできて当たり前でしょう?
と決めつけてしまうことはおすすめしません。
女性だって、炊事や洗濯が苦手な方がいるように、
理想どおりの行動ができるわけではないのです。
もしも家事を手伝って欲しいのであれば、
最初は時間がかかっても一緒にやってみたり、
旦那さんのやり方を尊重してあげるなどの態度を示してあげましょう。
良かれと思ってやってくれているのだから、
その気持ちを踏みにじることは避けるべきです。
最優先は自分の楽しみ!家族のためにお金を管理しようという気持ちがほぼゼロ
趣味ややりたいことがあるのは良いことです。
しかし家庭をもっている以上、家族の人生と真剣に向き合ってほしいですよね。
そのときお金がどれだけ大切なものか、誰でも分かることでしょう。
それなのにどうしても浪費行動を辞められない旦那さんもいます。
「家族のために控える」という選択肢に踏み切れない優柔不断さや、
金銭面のだらしなさから先が見えなくなってしまいます。
この場合は改善がみられなければ、実際に離婚しました、というご夫婦が多いです。
まとめ
旦那さんが頼りない…と感じる奥様方はたくさんいます。
けれど、どんな面で頼りないのかを思い返してみてください。
もしかしたら優しさゆえの判断なのかもしれませんし、
はたまたこちらが求め過ぎてしまっているのかもしれません。
しかし金銭面が絡んだり、暴言・暴力が見られた場合は危険信号です。
家族の健康や金銭的な安定が危ぶまれてしまうためです。
この場合は旦那さんを触発しないように接しながら、
このまま結婚していることと離婚することでは、
どちらが自分や家族を守れるかを冷静に判断しましょう。
「頼りない」は性格なので変えることはできません。
変わってほしければこちらの対応を変えていくしかありません。
「すぐには変えられないし、これは私の旦那さんの性格なんだ」
ということを心に留めた上で、接し方を変えていってみてくださいね。
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