新盆の豆知識を伝授!堤灯は使い回ししても大丈夫?疑問を解決!

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新盆は招く側も、招かれる側も不慣れなことが多く、

何をどうしたら良いのかわからないことが多いですよね。

 

毎年夏になると、故人やご先祖様をお迎えしたりするために、

お盆が行われますが、

新盆では、僧侶や親族などを招いて、法要を行うなど、

あらかじめ準備をして置くことが必要になります。

 

そこでこの記事では、新盆の豆知識や、疑問を解決していきましょう。

 

新盆とは何か?基礎知識を簡単に解説!

まず初めに、新盆とは何か詳しくご紹介します。

 

新盆は故人が亡くなってから、初めて迎えるお盆のことです。

地域によっては、初盆(はつぼん・ういぼん)と読んだり、

または、新盆(しんぼん・あらぼん)と言う地域もあります。

 

正確には、亡くなってから四十九日が明けてから後のお盆のことであり、

四十九日が過ぎる前にお盆が来る場合は、

翌年のお盆が新盆になります。

 

この新盆では、何をするのかというと、

お盆の初日である、8月13日には、

「迎え火」を炊いてご先祖様の霊を自宅に招きます。

 

自宅に盆棚の準備ができたら、お墓参りに行き、

お線香をつけたりします。

夕方になると、素焼きの小さなお皿の上で、おがらを炊いたり、

白提灯に火を灯します。

 

翌日の14日や15日には、

親戚などが集まってお墓参りをし、

お寺などから僧侶を招いて法要をします。

法要の後に、会食をしたりする場合も多くあります。

 

また、僧侶がお帰りになるときに、お布施をお渡しします。

 

盆明けの16日には、自宅で送り火を焚き、

先祖の霊を見送ります。

地域によっては、精霊流しや灯籠流しなんかも行いますよね。

こうしてお盆に自宅に帰ってきた先祖を、

お見送りするのです。

 

堤灯の使い回しはしても良いのか?

新盆と通常のお盆での大きな違いは提灯もあります。

通常のお盆の場合は、盆棚の手前両脇に提灯を並べます。

 

小さなころ、とっても綺麗な絵が書いてある提灯を、

夏のお盆の時期になるとみたことがありました。

最近では、くるくると中の光が回るものまであったりしますよね。

 

これは、ご先祖の霊が迷わず家にたどり着けるように、

といった思いが込められています。

 

そんな提灯ですが、新盆の場合は、絵柄が入っていない、

白提灯を使います。

この白提灯を玄関や窓際、仏壇の前などに吊るします。

 

基本的には、この白提灯は一度きりしか使いません。

そのため、お盆が終わったら、お寺で供養してもらうか、

送り火で燃やします。

 

なので、使い回しはぜずに、新しく購入するか、

お盆が終わったら、適切な方法で処分することが望ましいです。

 

新盆で気をつけなればならない事は何か?

新盆は招く側も、招かれる側も不慣れなことが多く、

何をどうしたら良いのかわからないことが多いですよね。

 

そこで気をつけておきたことをご紹介します。

 

僧侶や招待する人には早めに連絡をとる

法要をする際に、僧侶のスケジュールを抑えて置く必要があります。

お盆の時期はお寺も忙しくなるので、遅くても1ヶ月前には、

スケジュールを確保して置くと良いでしょう。

 

また、法要の後に、僧侶も一緒に会食に参加するのかどうかの確認も、

法要を予約する時に確認ができると準備がスムーズです。

さらに、白提灯の処分方法も聞いて置くと良いでしょう。

 

また、親族だけでなく、親交の深かった知人なども招待する場合は、

招待状が必要になります。

招待状も1ヶ月前を目安に送ると予定を立てやすくなります。

 

お布施を準備する

僧侶に法要をお願いした場合は、

そのお礼としてお布施をご用意します。

お布施をお渡しする際は、直接お金を渡すのではなく、

袋に入れてお盆やふくさなどに載せてお渡しします。

 

お盆のお布施の相場は、一般的に4万円くらいと言われています。

それに合わせて、会食に参加されない場合は、お膳料もご用意します。

食事の程度によっても変わりますが、お膳料は5000〜2万円が、

一般的な相場と言われています。

 

会食の手配

法要の後に会食を予定している場合は、お料理も手配します。

この予約の時に気をつけなければいけないのが、

何の集まりなのかという目的を伝えること。

 

法事での利用ということを伝え忘れてしまうと、

伊勢海老やタイなどのお祝い向けのお料理が並んでしまうことがあります。

そのため、法事での利用ということを忘れずに伝えましょう。

 

新盆は、初めてのお盆のため、

普段のお盆よりも、念入りに準備が必要です。

 

ご紹介した内容の他にも、地域特有のことがあったり、

自宅に歴代から伝わるようなことがあったりと、

お盆の風習も様々ですので、

身近にいる親戚などに一度確認をとって置くことも、

しっかりと新盆を迎えることができる秘訣でしょう。

 

 

まとめ

いかがでしょうか。

新盆はいつものお盆と違って、準備するものもあり、

さらには、招待する親族への連絡や、僧侶を招く場合は僧侶への連絡、

そして会食をする場合は会食の手配も必要です。

 

そのため、通常のお盆よりも、早めに準備に取り掛かって置くことが、

ベストでしょう。

 

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