降水確率80%はどこまで信じる?外れる可能性は意外と高い! 

スポンサーリンク

明日から待ちに待った、楽しい楽しい週末!

さて明日の天気は?と天気予報を見ると…

え、雨?!降水確率80%?!ショック…!!

なんて経験、皆さんあるのではないでしょうか?

 

でも80%ということは100%ではないし、

もしかしたら雨は降らない可能性もあるかもしれません。

でも80%って結構高い数字ですし…

降水確率80%ってどこまで信用していいのでしょうか?

外れる可能性もあるのか見ていきましょう。

 

降水確率はどこまで信用して良いのか 

最近ではスーパーコンピュータを利用した数値予報が、

すごく進歩したということもあり、天気予報が当たる確率は70%から、

ここ数年で80%まで向上しました。

ということは降水確率の信頼度は80%でしょうか?

 

そもそも天気予報は、「絶対に雨が降る」「絶対に雨が降らない」と

予報はしないのです。

なので降水確率が0%でも雨が降ることはありますし、

100%でも雨が降らないこともあります。

 

そして降水確率とは、同じ地域・同じ気象条件での過去のデータに基づいて、

雨が降る確率を表しているものなのですが、

「降水確率83%」というのを天気予報では聞きませんよね。

このように一の位は四捨五入されます。

 

つまり、「降水確率100%」と天気予報でいうときは、

厳密には「降水確率95%~100%」という意味があるのです。

 

そしてもう1つ。

前述したように、降水確率とは過去のデータに基づいて算出されていますが、

同じ地域・同じ気象条件で、降水量が1mm以上の雨が降る確率を表しています。

この「降水量1mm以上」というものが曲者で、

先程の「降水確率の一の位は四捨五入をする」というのと同じように、

降水量も小数点は四捨五入して表記されるので、

降水量が0.5mm未満なら、降水量は0mmと表記されるのです。

 

つまり、降水確率が0%でも、

降水量が0.5mm未満の弱い雨が降ることもあるというわけです。

なんだかバッチリ的中することができないことを、

なんとかしてうまくごまかしてる、といった感じですね。

 

そして「同じ地域」と一言でいっても、結構広いです。

同じ地域でも、山の風上側か風下側かでは、

雨が降るとこもあれば降らないところもあります。

 

このように、

「雨が降りやすい立地」「雨が降りにくい立地」というものもあるので、

天気予報の降水確率が外れることもあります。

 

調べれば調べるほど、結局降水確率はどこまで信用できるのかは、

「当たるも八卦、当たらぬも八卦」かな、という感じがしてきますね。

 

降水確率80%の場合外れる可能性はあるのか 

さて、降水確率80%とというのは、

「過去のデータ100日分のうち、雨が降った日が80日」という意味です。

つまり、残り20日は雨が降らなかったというわけです。

 

80%という確率は結構な確率ですが、

それでも20%は外れる可能性もあるわけです。

なので確実に雨だ、というわけではありません。

 

とまぁ数字の上ではそうなんですが、

私個人の感覚としては、

降水確率80%のときはほぼ100%雨が降ってるような気がします。

 

80%でも雨が降らないのはどんな理由があるのか 

 「私は神に愛されているので、降水確率が80%であったとしても、

神に雨が降りませんようにと祈れば、雨は降りません。」

と、自身のブログに書かれている人がいました。

 

そんな奇跡を起こせる人も稀にいるのでしょうが、

普通はそんなことできませんよね。

 

奇跡は起こせなくても、降水確率が80%の日に、

雨が降らないことはあります。

先程もお伝えしましたが、「80%の確率で雨が降る」ということは言い換えると、

「20%の確率で雨は降らない」ということなのです。

 

そして降水確率とは「特定の時間に」「特定の地域で」「1mm以上の雨が降る」確率です。

大雨なのか小雨なのかの降り方や、

断続的か連続的かということや、

「特定の時間」のうちの何時間なのかという時間は表していません。

 

ということは、雨は降ってるけど傘をささなくても余裕で耐えられる程度の強さで、

10分間だけ続いたとしても、「降水確率80%」は当たってるということになります。

でもこれくらいだと「今日は雨だった」とはあまり思いませんよね。

そういった理由もあるのです。

 

そして何度もお伝えしてるように「特定の地域」でも

「雨が降りやすい場所」と「雨が降りにくい場所」というものがあるので、

「雨が降りやすい場所」で雨が降ったら、

たとえ「雨が降りにくい場所」では雨が降らないこともあります。

 

この時「雨が降りにくい場所」にいた人達は、

「今日は降水確率80%っていってたのに、雨が降らなかったなー」

と思うことになります。

 

しかし同じ観測所の別の場所では雨が降っていたので、

降水確率80%は当たってるということになります。

 

まとめ 

 

いかがでしたでしょうか。

降水確率ってまるで言葉遊びのようでしたね。

 

コンピュータの進化によって、天気予報の的中率は向上したとはいえ、

狭い範囲(だいたい10kmほど)の局地的な天候の変化や、

1週間以上先の天気予報はまだまだ不得意です。

 

上述のように降水確率80%は、意外と外れる可能性もあるのですが、

100%のうちの80%ってやっぱり結構高確率です。

 

なので降水確率が80%の日はやはり、

雨が降るものと思って準備をし、

外れたらラッキーと思うくらいがちょうどいいですね。

 

コメント

タイトルとURLをコピーしました