入学式が終わり、子どもたちも新しい生活に慣れてきた頃に、
早速制服の衣替えが始まります。
ほとんどの地域では、冬服から夏服に切り替わるのが6月1日、
夏服から冬服に切り替わるのが10月1日というのが多いです。
ですが最近では春でも夏の日くらい暑い日もあってか、
学校によってはそもそも衣替えの日にちが早まっていたり、
移行期間というものが定められている学校もあります。
この移行期間も学校によって違いがあります。
うちの子が通ってる学校はどうなんだろ?
と思うママさんもいますよね。
ある日突然、学校から帰ってきた子どもに、
「明日から夏服だから!」
といきなり言われても困ってしまいますしね。
学校の衣替えについて見てみましょう。
衣替えの時期は学校により異なるのか?
先程も説明しましたが、移行期間は学校によって違いがありますが、
衣替えの時期は、ほとんどの学校で
「6月1日」「10月1日」
と決まっています。
そうは決まっていても、4月や5月の暑い日に、
分厚い冬服を着るのは辛いものがあります。
ですので学校によっては、衣替えや移行期間の前であっても、
暑い日であれば夏服を着てもいいですよ、という学校や、
例えばブレザーでしたら、ブレザーを着ずにカバンに入れて持ち運び、
教室のイスにかけておいてもいいですよ、という学校も増えてきています。
そもそも衣替え自体を廃止し、
各自どちらでも好きなほうを着てもいいですよ、
という学校もあります。
私の時代からは考えられないことですが、
今はうっかりしてると、
4月でも熱中症で倒れてしまうくらい暑い日もありますし、
そのへんはうまいこと時代に合わせて変化していってるのですね!
ただ本州とは気温が違う、北海道や沖縄では
少し時期がずれています。
北海道の多くの学校では、「6月半ば」と「9月半ば」に
衣替えが行われます。
しかし北海道はとても広いので、
8月の毎日の気温が22℃から23℃くらいになる釧路などの道東では、
衣替えそのものがなく、ずっと冬服という学校もあります。
一方沖縄では衣替えは「5月」と「11月」に行われます。
しかしこれでは新1年生は、入学して1ヶ月しか冬服を着ないことになります。
なので新1年生は、夏服で新しい学校生活を送るというパターンが多いです。
夏服を着て入学式を迎えるなんて、
本州に住む人達にとってはあまり馴染みがありませんね。
衣替えの際にやるべき事は何か?
衣替えの時期がきたら、今まで着ていた制服は、
クリーニングに出しましょう。
ワイシャツやブラウスでしたら、おうちの洗濯機でも洗えますし、
ほとんどのご家庭では毎日洗濯をしているでしょうから慌てることはありませんが、
ブレザーや学ラン、ズボン、そしてスカート、冬服のコートなどは、
クリーニングに出さなければいけないことが多いです。
これらは衣替えが終わったら、
すぐにクリーニング屋さんに持って行ってください。
「次の衣替えまでまだ時間があるし、また今度でいいや~」
という風に考えていると、忘れてしまいます。
たいていの制服は黒や紺など、
あまり汚れが目立たない色ですが、
家では洗濯できないということは、毎日洗っていないということなので、
結構汚れているはずです。
ですので衣替えの時期に、必ずクリーニングに出すようにしましょう。
そしてクリーニングが終わると、大抵のクリーニング屋さんでは、
衣服にビニール袋をかぶせて、戻してくれます。
めんどくさいしとか、埃除けのためにという理由で、
そのままクローゼットに片付けられる方もいると思います。
ちょっと待ってください!
ビニール袋は必ず外しましょう。
ビニール袋がついたままだと、、
湿気がこもって、カビの原因となる恐れがあります。
なのでビニール袋は取って、日陰干しをしましょう。
その後に衣装カバーをかけてから、片付けてください。
畳んで片付けるのではなく、
ハンガーにかけて吊るして収納してください。
型崩れの防止になります。
そして防虫剤を一緒に入れておきましょう。
基本的に制服は、3年間同じものを着ることが多いです。
そんな3年間着まわす服に、虫食い穴が開いてしまったら困りますからね。
あれば除湿剤も一緒に入れておくといいです。
クローゼットや押入れは、どうしても湿気がたまりやすい場所ですので、
カビ対策に効果的です。
衣替えの移行期間中はどうすれば良いのか?
移行期間中は、その日の気温や体調によって、
夏服でも冬服でもどちらでもいいですよ、という期間です。
ですのでお子様と相談して、各自で決めていいです。
私が学生の頃の話ですが、
私の学校の冬服は、県内で1、2位を争うダサい制服と言われていました。
一方夏服は、オシャレ...というほどではありませんが、
それでも冬服よりは何万倍もマシな制服でした。
なのですごく真面目でおとなしい一部の生徒は、
気温に合わせて夏服と冬服を切り替えていましたが、
それ以外の大半の生徒は、夏も冬も、暑くても寒くても、
移行期間中は夏服を着ていました。
まとめ
ほとんどの地域では、衣替えの日は決まっていますね。
ただ移行期間は学校によって違いがあるので、
詳しくは学校に直接聞いてみるといいです。
または、ほとんどの学校では移行期間が近づくと、
「衣替えの移行期間に関するお知らせ」
というようなプリントが配られます。
ですので、そんなに悩まなくても大丈夫です。
ただお子さんにはしっかりと、
学校でもらったプリントは渡すように伝えておきましょう。
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