仕事の日はスーツと決まっているから良いけれど、
休みの日になると一体何を着たら良いのか分からない…。
服は持っているのに、なんだか結局いつも同じ組み合わせに落ち着いてしまう。
しまいには妻に
「もう少しおしゃれになってくれたらなぁ」
なんて言われる始末。
世の男性たちはどのくらいの服を平均して持っているのか?
妻をギャフンと言わせるおしゃれ術とは?
今回は悩める男性のために、
みなさんのクローゼット事情や着まわし術を調査してみました。
服の所持数が平均より少なくてもおしゃれはできる
調べてみたところ、
男性の服の平均所持数は大体30着〜40着ほどが平均なようでした。
多いか少ないかは人によって感じ方は異なるかと思いますが、
『フランス人は服を10着しか持たない』なんて有名な本もありますよね。
パリコレが催されている、美意識高き国、フランス。
そのフランス人でさえ10着と言われているのだから、
30〜40着というのは少ない数ではないのでしょう。
ただ、よく聞くファッションのお悩みにこんなものがあります。
「服があるのに、着るものがないような感じがしてしまう」
これは男女ともに聞こえる声です。着
るものがないなんて、服を持っているのだから物理的にありえないのです。
ではなぜそんな感じがしてしまうのか?
それを考えるためには、この問いが有効です。
「どんなときに服を買いますか?」
すると、票が多く集まる意見に必ず挙がるのが
「安いときに買う!」という考え。
これこそが着る服がない!と思ってしまう原因の1つなのです。
ある洋服を欲しいと思った時に、その1番の魅力が値段だとすると、
その服そのものにあまり惹かれていないということになります。
「安いから、まぁいっか」の気持ちで購入した洋服は、
大事にしなくなってしまったり、
お気に入りリストになかなか入らなかったりという悲しい結末を辿ってしまいます。
つまり、おしゃれな着まわし術に必要なのは洋服の数より質なのです。
服の数が平均より少ないと言っても、持っている洋服の質が高ければ良いのです。
質が高いというのは、何も値段の高い洋服であれ、
という意味ではありません。
また安い服が悪いということでも、一切ありません。
大切なのは「その服を着ている自分が好きか」どうかです。
好ましくないデザインの妻に勧められたり、流行だから、
という理由で購入を促されたりした場合は、
お気持ちだけ受け取って丁寧に遠慮しましょう。
勧めている方も良かれと思って言っているはずなので、
自分におしゃれになってもらいたいと思ってくれている、
という気持ちは踏みにじらないような接し方が必要です。
ただ、あまりにも勧められる場合は
自分が思っているよりも似合っているのかもしれません。
あくまで
「その服を着た自分はどんな自分になれるか?気分は良くなりそうか?」
を自分に問うてみて、着てみたい!と思ったら購入するようにしましょう。
服の所持数が平均より少なくてもバレない着まわし術
これは男性ならではかと思いますが、
仕事着と普段着で兼用できるものがあると思います。
たとえばストライプのシャツ。普段はスーツに合わせると思います。
普段着の場合はホワイトデニムに合わせてみてはいかがでしょうか?
仕事の際だと少し派手に思える格好ですが、
普段着にするとシャツのカチッと感にホワイトデニムの遊び感が相まって、
さわやかな夏のファッションの完成です。
これはストライプだけでなく、カラーシャツやギンガムチェックなど、
普通のYシャツよりは少しくだけた感じのするデザインのものであれば成り立ちます。
もしも会社が許されるようであれば、
ただの白いYシャツ以外にも挑戦してみましょう。
仕事用にも普段着にも使うことができるので、一石二鳥です。
また、小物もうまく取り入れると着まわしがぐっとうまくなります。
たとえば先ほどのストライプのシャツとホワイトデニムの組み合わせ、
シャツはボタンを開けて、中には黒などのインナーを着る、という着方で着たとします。
それを、シャツのボタンを、全て閉めてみてください。
おそらくシャツの丈が長く、全体のバランスが悪くなってしまうでしょう。
そこで登場するのがベルトです。
色は無難に黒か茶色が使いやすいです。ベルトを通し、
シャツはデニムの中にインしましょう。だいぶ印象が変わりますよね。
まとめると、
・公私兼用で使える服を選ぶこと
・シャツはインするのと出すのでは印象が変わる
・ベルトなど、小物をうまく使う
この3つを意識すると、少ない服でも着まわしの幅をぐっと広げることができるでしょう。
服の所持数を平均並みにするための買い物作戦!
服に大切なのは数より質だと伝えましたが、
それでも自分のクローゼットを振り返ってみて、
何を着たらいいのか分からない、何も着たいと思えない
など悩んでしまう場合は、新しい服を買ってみましょう。
そもそも人間は体型が年々変わっていきます。
また環境が変わることで、好みが変わったり、
付き合う周りの人々の雰囲気に合わせた洋服が必要になってきたりします。
つまり、定期的に買い換えることは、
その時の自分を着飾るためには必要なこと、ということです。
とは言ってもどんな服を買い揃えていけば良いか?
悩まれる方は、「基準」を作ってみてはいかがでしょうか。
たとえば人それぞれには似合ったパーソナルカラーというものがあります。
また、それを診断するお仕事をしている方々もいます。
まずは自分に似合う色を判定してもらって、その色の服を探してみるのは1つの方法です。
その際に、その色と相性の良い色を聞いてみると良いでしょう。
必ずあなたの雰囲気を明るくし、
あなたそのものの肌や元々持っている印象を良いものへと導いてくれますよ。
また、それは少しハードルが高いという方は、
まずはマネキンの真似をしてみる!というのが一番ラクかもしれません。
マネキンが着用しているものは、
突飛なものというよりはみんなが好感を抱くような、
マジョリティを意識した服であることがほとんどです。
テレビや雑誌で紹介されているモデルや芸能人の方々の服装は、
その人だから似合っていたり、ブランドの宣伝を兼ねていたりします。
そのため少し派手だったり、奇抜なデザインであることもしばしばです。
マネキンを見本にする方がハードルが低くなるのでおすすめです。
まとめ
おしゃれをしたい気持ちはあるけれど、何から手をつけたら良いか分からない…。
という方は大勢いらっしゃいます。
みんながおしゃれだと言っているからと、
意気込んで値の張るブランド品を買うことが正解ではありません。
大切なのはその服を着た自分を好きになれるかどうかです。
それを問いかけてみて、まずその服が本当に自分に必要なのかを考えましょう。
そうすることで余計な選択肢を減らし、本当に自分に必要な、
自分だけのクローゼットが出来上がるのです。
おしゃれは人によって感じ方が異なります。
自分の服の好みがこれだ!と決まっている方は貫いて良いと思いますが、
多くの方はそれほどこだわりを持っていません。
どんな服が良いのか悩んだ時には、分かる人に聞いたり、
無難に人気がある服を選ぶというのが楽しておしゃれになる第一歩です。
店員さんや自分だけのパーソナルカラーなど、
使えるものはフルに使っておしゃれを楽しんでみてはいかがでしょうか?
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