仮眠だけで生活は限界がある?睡眠負債は翌日に返すのが鉄則!? 

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突然ですがしっかり睡眠時間、取ってますか?

最近は様々な事情から、副業をされてる方も多いです。

 

しかし昼間普通に働いて、

本業が終わってから副業をするとなると、

自分の趣味の時間や睡眠時間が減りますよね。

 

1日7時間は睡眠時間を取ったほういい、

というのはよく聞きますが、

はっきりいって7時間もあれば、

何か他にもっといろいろなことができるはずです。

 

いっそのこと仮眠だけで生活できたらな…

って思うこともありますよね。

でも睡眠不足って借金みたいなものなのです。

いわば「睡眠負債」です。

 

そこで今回は、仮眠だけで生活できるのか?

睡眠負債はいつ返せばいいの?

ということを調べましたので、見てみましょう。

 

仮眠だけで生活はイライラや仕事の効率ダウンにつながる 

 

まずはじめにお伝えします。

仮眠だけの生活は、絶対オススメしません。

 

ある一定の、短い期間だけならまだ大丈夫かもしれませんが、

仮眠だけの生活がずっと続くようになると、

睡眠不足になって、いろいろな弊害が出てきます。

 

実際にとある大学生が、

昼間は大学で勉強、

深夜はコンビニでアルバイト、

という生活を送り始めました。

 

その結果、彼は心身ともに疲れ果てて、うつ病になってしまいました。

 

このように睡眠不足は、体の疲れが取れないのはもちろん、

精神的にも影響を及ぼします。

眠くて眠くて日中、些細なことでイライラしたり、

頭がしっかり働かないので仕事の効率がダウンしたりと、

いいことは何もありません。

 

仮眠だけで生活しようと考えている方は、

ただ眠っているだけの時間を、

何か他の、有意義なことに使うために、

そうしようと思っているはずです。

 

しかしその結果、仕事の効率がダウンしてしまったら、

結局余った時間で、いつも通りの仕事をするハメになります。

これじゃあ睡眠時間を削った意味がありませんよね。

 

私自身もまだ子どもの授乳をしていた頃、

人生で初めてロクに眠れない生活を送りましたが、

体がしんどいというよりは、

精神的にかなりキツかった思い出があります。

そんな生活は1年ほどで終わりましたが、

睡眠って大切なんだなぁと、痛感しました。

 

日本人の4割が睡眠負債を抱えてる 

 

睡眠負債とは、日々の睡眠不足が借金のように膨らんでいき、

心身に悪影響を及ぼすおそれのある状態、という意味です。

例えば本来なら睡眠時間が7時間必要な人が、

5時間しか眠らなかったとしましょう。

すると不足分の2時間が「睡眠負債」として、

蓄積されていきます。

 

そして日本人の4割が、

この睡眠負債を抱えてると言われています。

つまり日本人の4割の人が、

常に睡眠不足というわけです。

 

睡眠負債が増えていくと、

免疫機能の低下や欝、

そしてガンなどの深刻な疾病にかかる恐れがあります。

 

ではこの睡眠負債は、どうやって返していけばいいのでしょうか。

 

仕事が休みの週末に寝だめする、

という方もいるでしょう。

それも一つの方法ではありますが、

生活リズムが崩れる原因にもなるため、

あまりオススメはできません。

 

生活リズムが崩れると、

体内時計も狂ってしまい、

ブルーマンデーを引き起こしてしまう可能性もあります。

 

それを防ぐためには、

たとえば金曜の夜に7~8時間寝て、

土曜の朝はいつもより少しだけ遅く起きて、

昼寝をするといいでしょう。

 

ただ週末に1~2時間昼寝をしたくらいでは、

平日に貯まった睡眠負債は返すことができません。

なので平日に貯まった睡眠負債は、

平日に返すのが理想です。

 

平日に15分ほどの昼寝をするのも効果的です。

最近ではIT企業等で、

畳の休憩スペースが設置されている会社もあります。

 

しかしそんな昼寝ができるスペースがある会社って、

日本では少ないですよね。

それに昼寝なんてしたら、うっかり寝過ごしてしまって、

午後からの重要な会議に遅れてしまう、

なんてことも起こるかもしれません。

何より自分の上司もいる前で、

昼寝をするなんて、なかなか難しいですよね。

 

「昼寝をすれば仕事の効率が上がる」という認識が、

日本の社会全体に広がるのが一番いいのですが、

現実はなかなか難しいものです。

 

それに週末の寝だめと、平日の昼寝だけでは、

根本的な解決にはなりません。

 

やはり1日7~8時間、夜はしっかり寝ることが大切なのです。

 

仮眠だけの生活より脳のリズムに沿った眠り方をマスターしよう 

 

仮眠だけの生活がいかに悪影響を与えるかは、

おわかりいただけたかと思います。

 

しかし何かと忙しい現代のビジネスパーソンは、

わかってはいてもなかなか7時間も8時間も、

睡眠時間を確保するのはなかなか難しいのが現状です。

 

その場合は、自分の脳のリズムに沿った眠り方をマスターしましょう。

 

よく「90分の倍数で寝るといい」と聞きますが、

これは人によっては合いますが、

人によっては合わない場合もあるのです。

 

ではどんな人だと合うのかといいますと、

睡眠のリズムがしっかり整っている人の場合です。

 

睡眠のリズムがしっかり整っている人は、

レム睡眠とノンレム睡眠が90分間隔で繰り返されるという、

睡眠のサイクルがしっかりと作られているので、

90分の倍数でスッキリ目覚めることができるのです。

 

しかし最近の研究で、

ノンレム睡眠の時間が人によって違う、

ということがわかってきました。

 

ですので睡眠の質が落ちたり、

中々寝付けなくて、周期にズレが生じてしまう人もいます。

 

ではどのようにして睡眠のリズムを整えるかですが、

毎日決まった時間に寝て、

決まった時間に起きるのが効果的です。

 

とはいえ寝る時間に関しては、

絶対に○時!と頑なに決めなくても大丈夫です。

 

仮に24時に寝る、と決めていたとします。

22時に眠くなってきました。

しかし就寝時間まであと2時間もあります。

この2時間がもったいない!と仕事や勉強をしてしまうと、

脳が活性化して、逆に24時に眠れなくなってしまう可能性があります。

 

ですので眠くなったら寝る。

残業などで遅くなったときは、その分睡眠時間は減りますが、

その短い睡眠時間の質を、

たとえば就寝前にスマホは見ないなどして、

最大限に上げるための工夫をするのです。

 

とにかく仕事の日でも休日でも、

決まった時間に起きる、ということが大切です。

遅くても平日に起きる時間の2時間以内には、

目覚めるようにします。

 

そうすると睡眠のリズムが整い、

脳が活性化する時間帯、眠くなる時間帯が一定になるので、

起きてる間はハイパフォーマンスで活動することができます。

 

まとめ 

 

いかがでしたか。

 

本業に副業に、何かと忙しい現代人は、

どうしても睡眠時間を疎かにしてしまいがちです。

 

しかし人間にとって休養は、なくてはならないものです。

仕事ができるビジネスパーソンは、

しっかり休養を取ることが、仕事の効率化に繋がる、

ということをよく理解しているので、

睡眠時間をしっかり確保していたりもします。

 

大切なことは自分の睡眠のサイクルを知ることです。

毎朝決まった時間に起き、

「今日はスッキリ目覚めたなぁ」

「今日はなんか全然寝足りない」

といった日々を繰り返して、

自分に合った睡眠サイクルを見つけることが、

オンとオフを使い分ける、ベストな方法ではないでしょうか。

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