横綱審議委員会とは何?メンバーや決め方発足の背景まで徹底解説!

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2017年の年末から世間を騒がせている相撲界。

毎日のように報道されていた時に、

よく「横綱審議委員会」という言葉が出てきていましたよね。

この言葉、何のことを意味しているのか知っていますか?

 

使われている言葉から「横綱について何か審議をするのかなあ」というのは

わかると思いますが、

実際にどんなことをしていて、誰がメンバーで、

そしてメンバーをどうやって決めているのかはよくわかりませんよね。

 

今回はそんな横綱審議委員会について徹底的に解説していきます!

 

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そもそも横綱審議委員会ってなに??

そもそも、横綱審議委員会って何のことなんでしょうか?

ニュースやワイドショーなどではよく

「横審(よこしん)」と省略されていますよね。

なんとなく、横綱のことについて審議するのだろうなあ、

というのはわかりますが、何を審議するのでしょうか?

 

横綱審議委員会はその名の通り、横綱について審議する機関です。

具体的に言うと、力士の横綱への昇格について話し合いをして、

横綱推薦をします。

 

また、すでに横綱になっている力士の成績があまりにも悪いと

「激励」、「注意」や「引退勧告」をすることもあります。

これを行うために、毎場所後に審議委員会が招集されることになっています。

 

この横綱審議委員会は相撲協会ができた時からあったわけではなく、

途中で設立されたものです。

 

設立のきっかけになったのが、1950年の1月場所で横綱3人が場所を休場したことでした。

これがきっかけで「日本相撲協会は適当な審査で横綱を決めているのか」と問題になり、

相撲に詳しい有識者を集めて横綱を推薦しよう、ということになりました。

こうして横綱審議委員会が発足することになりました。

 

メンバーにはどんな人がいるの?

 

横綱審議委員会の仕事内容と設立されたきっかけがわかったところで、

気になるのがそのメンバーです。

2017年1月22日現在でのメンバーは

審議委員長:北村正任氏で、新聞社の名誉顧問、

ほかの委員の方は

・証券会社の最高顧問

・大学の学長、名誉教授

・弁護士

・政治家

・作曲家

と、幅広く活躍されている方がいらっしゃいます。

 

過去の委員長を見ても、

・作家、文学者

・大学の名誉教授

・報道関係の会社の会長、社長

また、過去の委員には

・画家

・医学博士

・鉄道会社会長

と相撲とはあまり関係のないところで活躍されていた方ばかりです。

 

委員の方は社会的な地位がとても高い方ばかりです。

だからこそ適当な、ずさんな審議をすることってできないですよね。

 

そんな審議委員会ですが、実はどの方にも共通して言えることがあります。

それは「相撲が好き」ということです。

 

ただ、横綱審議委員会のメンバーの方はお年を召した方がほとんどです。

なんだかとっつきにくいような感じもしますね。

もっと若い人にも入ってほしいような気もしますが、

現実はなかなか難しいのかもしれません。

 

 

実はメンバーはこうやって決めていた!

 

ここまで横綱審議委員会についてご紹介してきました。

メンバーはいろいろな分野で活躍している方が選ばれるというのを

ご理解いただけたと思います。

では、メンバーはどのようにして選ばれているのでしょうか?

 

委員は日本相撲協会の理事長が嘱託します。

つまり、理事長が「横綱審議委員会の委員になってください」とお願いするのです。

定員は7人以上15人以下です。任期は最長でも10年とされています。

 

委員長はそうやって選ばれた委員の中で互選して選ぶことになっています。

互選というのは、お互いに選挙するということです。

委員長の任期は最長で4年とされています。

ちなみに、今の横審の委員長は第15代の委員長です。

 

 

まとめ

横綱審議委員会についてご紹介してきました。

横綱審議委員会は横綱への昇進の推薦や

横綱の普段の成績について意見を出すことがあります。

そのメンバーはいろいろな分野で活躍していて、

社会的地位の高い人ばかりです。

 

でも、その人たちはみんな相撲が好きな人ばかりです。

 

最近はなんだかマイナスなニュースが多い印象ですが、

明るいニュースも聞きたいですね。

横審のメンバーにも、明るいニュースのためにも頑張ってもらいたいですね。

 

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