妊娠中、出産、後旦那さんは優しくしてくれるのに、
細かいことが気に障ってイライラしてしまう。
旦那の何気ない一言が冗談にとれなくて、きずついて泣いてしまう。
妊娠中や出産後、いつもはコントロールで来ていた感情が、
激しくなる、抑えきれなくなったら、
それはマタニティブルーかもしれません。
今日はマタニティブルーの対策をまとめてみました。
マタニティブルーってどんな症状?
症状として
落ち込む、
不安になる
怒りっぽくなる
涙もろくなる
ねれない
焦り
集中力低下する
意欲低下する
一時的なものでだんだん良くなっていきます。
また、マタニィブルーは妊娠を経験した半数以上のお母さんたちが
経験すると言われています。
まったく特殊なものではないですし、
病気でもなく産後の正常範囲内の変化です。
いつ症状が出やすいの?
一般的には、妊娠2ヶ月から4ヶ月ぐらいまでの間と、
妊娠8ヶ月から臨月までの間です。
また、妊娠後もマタニティブルーといわれています。
出産後は「産褥期」―出産直後から体が回復するまでの間―の1ヶ月ほどで自然と症状は消えていきます。
「産褥期」以降も症状が続く場合は育児ノイローゼとよばれます。
また常に症状があったり、あまりにも深刻な場合は「産後うつ」です。
マタニティブルーの原因
原因は、女性ホルモンが変化する事にあります。
普通女性の体では、
排卵する時→卵胞ホルモン
排卵後→黄体ホルモン
月経が来ると→卵胞ホルモン
このリズムでホルモンが分泌されます。
妊娠すると排卵と月経は必要ないので、ずっと
妊娠をつづけるための黄体ホルモンが働いているわけです。
女性ホルモンのリズムと量の変化でマタニティブルーがひきおこされます。
上手な改善方法とは!
まずは予防をしましょう!
予防で出来る事
まずはパートナーに理解してもらいましょう。
男性にとっては全く未知の領域ですし、
自分が経験する事ではありませんので、
理解を得るには、知識が必要になります。
夫または、家族に自分の状況や体調を説明しましょう。
上手くできない場合は、
産婦人科などにある無料の冊子や、
インターネット上の情報でも良いので見て理解してもらいましょう。
目で見て分かる事は気遣えても、気分や感情がどんなにつらいかは
その人にしか分かりません。
我慢せず、説明してあげてくださいね。
またちゃんと母親が務まるかといったプレッシャーも引き金にこともあります。
不安を感じるのは当たり前です。
人を育てるのは長い期間ですし、お仕事です。
不安や焦りを感じているじぶんをうけいれ多少の失敗は許しましょう。
心配しても子供は育たないです。
なってしまったら
症状の緩和をするのに副作用の一番少ないのが、ハーブです。
天然のアロマなどが簡単でおすすめですが、
ハーブティーなどにして体内にいれる場合は
流産の危険性がないか確認してから飲んでくださいね。
有名なものだとリラックス効果のあるカモミールやラベンダーがおすすめです。
また一人で抱え込まず、誰かに話しましょう。
食べ物を食べたく無い時もあるかもしれないので
その時は可能ならご飯を作るなどの家事は他の人に頼む。
宅配の物を頼むなどするようにしたらよいでしょう。
たまには一人になりましょう。
授乳が終わったら赤ちゃんを旦那さんに少しの間あずけて
ひとりでゆっくり音楽を聴きましょう。
まとめ
妊娠中のつらさは経験した女性にしかわかりません。
まずは一番近くにいる人の理解を得ましょう。
そのことでぐっと乗り切りやすくなります。
妊娠中にマタニィティブルーになることは異常なことではないので
自分をおもいやって優しくすごしましょう。
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