春になると旬になる筍。
旬の筍は、ほのかな香りと甘みがあって、
とってもおいしいですよね。
しかし、とれたての筍はそのままでも食べられますが、
お店などで購入した採ってから時間が経ったものは、
しっかりあくを抜かないと食べられません。
だけど、筍の扱い方がわからない…
なんて方もいると思います。
ここではそんな筍のあく抜きの方法をご紹介していきます!
たけのこはこうしてあくがでる!
たけのこは、成長した竹の茎から生えてできた新芽のこと。
栄養を茎からもらって成長します。
たけのこは採取されたあとも何とか自力で成長しよう!
としますが、茎からの栄養がないため、
成長ができず、時間の経過とともにえぐみだけ増えていくのです。
このえぐみが「あく」と言われています。
たけのこのあくには、体に悪影響のある成分が含まれています。
とれたての筍は生のまま刺身で食べられますが、
スーパーで購入したものなど、時間の経過した筍は、
必ずあく抜きをして食べてくださいね^^
圧力鍋であく抜きする方法!
たけのこのあく抜き、初めてだと難しいんじゃないか…
と思いますよね。
でも意外と簡単なんです!
しかも圧力鍋を使えば、もっと時短でできます!
その方法をご紹介していきます。
- まず皮を3枚ほど取り、穂先を斜めに切り落とす。そして縦に1本切れ目をいれる。(大きい筍の場合は、縦半分)
- 圧力鍋に、米ぬかと鷹の爪、筍を入れ、筍がかぶるくらいまで水を入れる。(米ぬかがなければ、米のとぎ汁)
- 圧力をかけて弱火で15~20分加熱し、火を止める。そのまま冷めるまで放置!竹串がスッと通ったら完成!
この3つだけです!
筍は時間が経てば経つほど、
えぐみが強くなってしまうので、買ったらすぐに下処理をしてくださいね。
あくを抜いたあとの保存はどうするの?
たけのこをゆでてあく抜きしたはいいけど、食べきれない、
うまく保存してほかの日にも使いたい!
なんてときありますよね。たけのこは鮮度が命。
あく抜きしたら、密閉容器に入れて水にしっかり浸し、
冷蔵庫で保存しましょう!
また、冷凍保存したいときは、使いたい大きさに切り分け、
ビニール袋に入れて砂糖をまぶします。
そのまま冷凍庫へ!煮物などに使う場合は解凍せずそのまま使うと、
おいしくできあがりますよ^^
おすすめ筍料理
さぁ、いざたけのこ料理を作るぞ!
となっても、どんな調理をしよう…というのが迷いどころ。
そこで、筍のおいしさをより引きだした、
おすすめ筍料理をご紹介します!
たけのこご飯
たけのこ料理と言ったら、やっぱりたけのこご飯!
だしなどと一緒に炊き上げたたけのこご飯は、
たけのこのうまみをしっかりと堪能できる一品です。
家族みんなのおかわりが止まらないこともまちがいなし!
たけのこの土佐煮
定番の煮物!たけのこのほどよい食感と、
かつおぶしと共にうま味がたっぷりでおいしい、
たけのこメインのおかず。
お弁当にも使えるので、
たくさん作ってストックしておくのもいいですね^^
たけのこメンマ
たけのこでメンマ!? 驚くような料理ですが、
これがまたおいしいんです!
中華スープで煮たメンマは、よく味が染みて、
しゃきしゃきした食感がたまりません!
たけのこの良さが際立ちます。
おつまみに最適です!もちろん、お弁当にも。
気づいたらいつの間にかなくなっていた、なんてことになってしまうかも!
まとめ
いかがでしたか?
わざわざたけのこを丸ごと買わなくても、
スーパーでは水煮のパックが売っています。
でもせっかくなら旬のたけのこを、
丸ごと買って料理に使ってみてください!
たけのこ丸ごとを使ったからこそ感じる、
たけのこの香りとあまみ、
そしてちょっとほろ苦い感じが堪能できますよ^^
ぜひ、たけのこ料理で春を感じてくださいね。
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